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文化/観光ニュース

  • 光復75周年記念音楽会をオン・オフラインで開催

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,036

    ソウル市とソウル市立交響楽団は、8月15日(土)午後8時、ソデムン(西大門)刑務所歴史館の野外ステージで「光復75周年記念音楽会」を開催する。2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、会場の観客は最小限に抑えて約100名の市民を招待し、オンライン生配信を行うことで誰でも安全に家の中で音楽会を観覧することができる。 特に今回の公演は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、座席の間隔を1m以上取り、発熱チェックおよび電子出入名簿の登録など生活の中の距離確保の心得を守り、安全に行う予定だ。全席事前予約制で約100名の市民を招待し、公演の観覧を希望する場合は、8月11日(火)午前11時からソウル市立交響楽団のホームページ(www.seoulphil.or.kr)より先着順で予約の申し込みを受け付ける。 「光復75周年記念音楽会」は8月15日(土)の夜8時から約90分間、ソウル市立交響楽団のNAVER TV・YouTube、ソウル市のYouTubeチャンネルより世界中どこでもリアルタイムで鑑賞することができる。 ○ ソウル市立交響楽団YouTubeチャンネル:www.youtube.com/seoulphil1 ○ ソウル市YouTubeチャンネル:www.youtube.com/seoullive 指揮 – オスモ・ヴァンスカ Osmo Vänskä プログラム – アン・イクテ(安益泰)、愛国歌 Ahn Eak-Tai, Korean National Anthem – コープランド、市民のためのファンファーレ Copland, Fanfare for the Common Man – ベートーヴェン、交響曲第5番「運命」:第1楽章 Beethoven, Symphony No. 5, Op.67, C minor, I. Allegro con brio – グリーグ、ペール・ギュント第1組曲 Grieg, Peer Gynt Suite No. 1. Op. 46 – アリラン(編曲:キム・テクス) *バイオリンソロ:ウェイン・リン Korean traditional folk song Arirang (arr. Texu Kim) * Violin Solo : Wayne Lin – シベリウス、フィンランディア Sibelius, Finlandia Op. 26 – ベートーヴェン、交響曲第5番「運命」:第4楽章 Beethoven, Symphony No. 5, Op.67, C minor, IV. Allegro

    ■ 指揮:オスモ・ヴァンスカ、音楽監督 Osmo Vänskä, Music Director

    オスモ・ヴァンスカはミネソタ管弦楽団で2003年から音楽監督として活動しており、2020年1月からソウル市立交響楽団の音楽監督に就任している。説得力のある解釈と指揮台の上から放たれる強烈な存在感で知られている彼は、民主的で包容力のある姿勢で、様々な交響楽団と長年にわたって関係を築き上げてきた。 オスモ・ヴァンスカはミネソタ管弦楽団とヨーロッパの5大主要都市ツアーも行っている。2015年にキューバで開かれた歴史的な演奏会は、キューバ文化部の招待によるもので、両国間の国交正常化発表後、初の米国オーケストラの訪問であった。彼は2018年、BBCプロムスで演奏した後、ネルソン・マンデラ生誕100周年記念式典のため、南アフリカ共和国の5都市ツアーにも参加している。この行事を通じて米国オーケストラが南アフリカを初めて訪れ、南アフリカと米国の演奏者たちが共に演奏し、平和・自由・和解の実現を図った。 彼はミネソタ管弦楽団の音楽監督を務めながら19枚のアルバムを発売し、若き作曲家向けのセミナーも開催した。また、未来クラシックコンサートを企画して指揮を振り、ミネアポリスやその他の都市で様々な教育プログラムや地域社会のためのプロジェクトを行った。 彼は今シーズン、アントワープ交響楽団と初めてのステージを披露し、ピッツバーグ交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、アイスランド交響楽団で再び客演指揮者を担当する。教育プログラムにも献身する彼は今シーズン、ニュー・ワールド交響楽団と再び手を取り合い、カーティス交響楽団との米国東部ツアーも予定している。 クオリティーの高いアルバムを発売していることでも有名な彼は、ミネソタ管弦楽団とマーラー交響曲全曲の録音を行っている。4枚のアルバムが発売されており、マーラー交響曲第5番でグラミー賞候補にノミネートされた。彼はソウル市立交響楽団でマーラー交響曲第2番を指揮することで初シーズンを開始し、ミネソタ管弦楽団とマーラー交響曲第9番を演奏してシーズンを締めくくる。ベートーヴェン交響曲・シベリウス交響曲全曲をミネソタ管弦楽団と録音してBISレーベルで発売したアルバムは、国際的な好評を博し、2014年にはグラミー賞の最優秀オーケストラ演奏賞を受賞した。 最近、客演指揮者として参加した交響楽団はクリーヴランド管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、トロント交響楽団、パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、上海・中国・香港フィルハーモニー管弦楽団、杭州フィルハーモニック管弦楽団などがある。 ヴァンスカは2014年からアイスランド交響楽団の首席客演指揮者(1993~1996年、常任指揮者)として、2008年からラハティ交響楽団の名誉指揮者(1988~2007年、音楽監督)として活動している。また、BBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者(1996~2002年)も務めている。 ヴァンスカはフィンランドのシベリウス音楽院で指揮を専攻し、1982年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した。また、彼はクラリネット奏者として音楽活動を始め、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で共同首席奏者として演奏した経歴を持つ。

    ■ 演奏:ソウル市立交響楽団 Seoul Philharmonic Orchestra

    1945年に設立されたコリョ(高麗)交響楽団を源とするソウル市立交響楽団は、2005年に財団法人として独立して以降、初代音楽監督であるチョン・ミョンフン(鄭明勳)指揮者のリーダーシップの下、幅広いレパートリーを披露して国際的に成長を成し遂げた。2020年1月からフィンランド出身の世界的な指揮者であるオスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä)が第2代音楽監督に就任している。 首席客演指揮者のティエリー・フィッシャーとマルクス・シュテンツ、世界的レベルの客演指揮者と協演者が共にする定期演奏会は、優れた音楽的成果とプログラミングで韓国のクラシック音楽界をリードしている。 専門公演場でのコンサート以外にも、「私の町の音楽会」「光復節記念音楽会」「川辺の音楽会」などソウル市民のための様々な公演を行っており、「我が子の初めてのコンサート」「教科書音楽の映像化」などライフサイクルの各段階に応じた教育プログラムを体系化し、芸術と公共のニーズを上手く融合させている。 2010年にイタリア、ドイツ、チェコ、ロシアなどヨーロッパ4か国9都市ツアー、2011年にエディンバラ・フェスティバルなどヨーロッパフェスティバルツアー、2012年にロサンゼルスなど北米ツアーを行い、評論家と観客から好評を博した。2014年にはイギリスのBBCプロムスをはじめ、ヨーロッパ4都市のフェスティバルステージに上がり、観客と現地メディアから大きな称賛を受けた。2015年には中国の国家大劇院と日本のサントリーホールの招待公演を行って成功を収め、アジアの主要オーケストラとして地盤を作った。2018年にヨーロッパ巡回公演でパリ、ルツェルンなどに初めて進出し、2019年10月には韓国・ロシア修交30周年と3・1運動および大韓民国臨時政府樹立100周年を記念するロシア3都市巡回公演を通じて、名実ともにアジアトップクラスのオーケストラとしての地位を確立した。 2011年に世界的なクラシック音楽レーベルであるドイツ・グラモフォン(DG)で、5年間毎年2枚のアルバムを発売する契約を結び、マーラーやチャイコフスキー、ベートーヴェンなどの代表作品を収録したアルバムを発売した。
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