4月28日(日)午前5時30分~11時、市内の一部区間における交通規制のご案内More +
(日時:2020年5月6日(水) 11:00 市庁ブリーフィングルーム)
<新型コロナウイルス感染症を巡るソウル市の状況> 「ソーシャル・ディスタンシング」が「生活の中の距離確保」へと切り替わったことを受け、オンラインブリーフィングをオフラインへと切り替えた初日です。これからもソウル市は緊張感を緩めることなく、日常的な防疫のために最善を尽くします。 5月6日10時現在、全国の新型コロナウイルス感染者は1万806人であり、ソウル市は5月5日、ゼロを記録しています。累計感染者数は637人です。 全国的に新規感染者数は安定して減少の傾向を保っています。 4月18日以降、1日の新規感染者数が10人前後へと減り、4月29日、5月1日、5月3日、5月4日、そして昨日の5月5日にも、全国的に地域社会における感染例が1件も発生しませんでした。 <憂慮> しかし、緊張を緩めてはなりません。多くの専門家は、新型コロナウイルス感染症の拡大の長期化や第2波を警告しており、国際社会における拡大の勢いもまだ収まっていないからです。 現在の新型コロナウイルス感染症の発生状況では、終息のない防疫の日常化を、多くの専門家は予想しています。これはつまり、ソーシャル・ディスタンシングが暮らしの中に根付かなければならないということを示唆します。 <生活の中の距離確保への切り替え> 政府も「高強度ソーシャル・ディスタンシング」から「ソーシャル・ディスタンシング」へと緩和したことにつづき、5月6日からは「生活の中の距離確保」へ切り替えることを発表しました。 ソウル市はすでに「防疫の日常化」に備えた万全の準備を整ってきました。新型コロナウイルス感染症の拡大の初期段階から専門家の諮問委員会を構成し、感染症への対応システムについてリアルタイムで専門家からアドバイスを受けてきました。また、文化、体育、福祉など各分野における「持続防疫協議会」を構成し、各界の専門家、関連団体・協会、利用者と話し続けています。 ソウル市のオンラインプラットフォーム「民主主義ソウル」を通じて、常に一般市民の貴重なご意見に耳を傾け、専門家などの会議の結果を政策に反映しています。このようなコミュニケーションに基づき、ソウル市は防疫・医療対応システムを構築し、これを基盤にした個人・社会・弱者の防疫など3大分野において、市民とともに生活の中の距離確保に取り組んでまいります。 #第一に、迅速かつ信頼できる防疫・医療対応システムの構築についてです。 ソウル市は、防疫・医療システムの強化に取り組みます。有事の際には症状のある人を迅速に見つけて検査し、すべての市民がいつ、どのような状況でも治療を受け、完治できると安心していただけるようにすることが目標です。 ① 選別診療所における常時対応システムを構築します。 効率的かつ集中的な常時対応システムをもって、軽微な疑いの症状でも、誰でもすぐに相談と診察を受けることができるよう、「ソウル型事例定義」を積極的に活用し、患者を早期発見することで、市中感染を先制的に遮断していきます。区分 | 利用者 | 運営者 |
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入場 | ①発熱・呼吸器症状があった場合、利用を自粛し、選別診療所を訪問 ②マスクを着用(利用中を含む) ③手指消毒剤を使用 | ①発熱チェックを実施 ②入口に手指消毒剤を設置 ③マスク着用を確認 ④利用者情報(利用時間、氏名、電話番号)を作成・管理 |
利用 | ④手指消毒剤を随時使う ⑤飛沫感染を広げる行為(大声での会話、叫ぶなど)や身体の接触(握手、ハグなど)を控える ⑥咳のエチケットを守る | ⑤1日2回以上発熱をチェック ⑥利用者間2mの距離を確保 (同時間帯、同じ場所を利用する人数を制限) ⑦施設内の随所に手指消毒剤を設置 ⑧施設を換気させる(自然換気が可能な場合、常時開放) ⑨出入口のドアノブ、手すりなど、多くの人が頻繁に接触する設備・器具は、1日1回以上表面を消毒 |
退場 | ⑩多数が同時に密集・密着しないよう、退場を管理 | |
疑いの 患者 | 管轄保健所 / 1339 / 120にお問い合わせ |
区分 | 時期 | 方法 |
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文化・宗教施設 | ○5月6日(水) ※ 事前予約、一部のスペースのみ開放など。実際の訪問可能な日程は、機関のホームページを参照 | ○文化施設 – 事前予約制などを活用し、人数・時間を制限して運営 – 運営の座席やサービスなどを段階的に拡大 – 運営時における防疫心得を徹底して遵守 ○宗教施設 – 防疫心得を遵守して運営可 – 防疫心得を遵守しているかどうかを継続して点検 |
体育施設 | ○5月6日(水) | ○室内の公共体育施設 – 小規模プログラムから順次運営を再開 ‣ 小規模講習(5人内外)→一般的な講習→自由利用(人数を制限) – プールは5月6日から給水(所要日数6日)など運営の準備開始後に再開 ○体育施設専用での使用(行事・大会などへの貸出) – 5月6日から利用者募集を実施 ‣ 貸出の審査後、実際の利用は7月以降と予想される |
○5月5日(火):プロ野球 ○5月8日(金):プロサッカー ※ ソウルでの開幕戦:5月17日(日) | ○プロスポーツ(プロ野球・プロサッカー) – 無観客試合の後、段階的に観客を受け入れる – プロ連盟(KBO、韓国プロサッカー連盟)と観客の受け入れ時点・規模について協議 | |
福祉施設 | ○第1段階:5月11日(月) ○第2~第3段階: 感染症の危険警報及び政府のガイドラインなどを考慮し、後に決定 | ○(1段階) 非接触型で小規模プログラムを運営 – 介護療養施設、障害者デイケア施設、障害者向け体育施設、発達障害者向け生涯教育センター・総合社会福祉館、障害者福祉館(高齢者福祉センター、高齢者センターを除く) ○(第2段階) 中規模の参加プログラムへ拡大、高齢者福祉センターを運営 – 社会体育プログラム(スポーツジム、エアロビクス、プールなど)へ拡大して運営 ○(第3段階) 制限された通常運営(高齢者センターを開館) – 大規模の集合プログラムの運営は禁止 |
児童・女性向け施設 | ○ 保育への需要や防疫状況などを考慮し、開園時期を政府と協議して決定 | ○保育園 – 開園決定時まで緊急ケアは維持するが、各クラスの定員の乳児50%、幼児30%以上が登園する場合は年齢別正規クラスを編成 – 開園後も集団で行う特別活動は当分の間は制限し、遊び中心の個別プログラムを行う |
○学校の始業時期に合わせて通常の運営 | ○学童保育施設 – 登校・始業前(5月6日~5月19日)の緊急ケアシステム(休園)を維持し、オンライン学習を支援 – 小学校1~2年生の始業の時期に合わせて通常運営する(5月20日~)が、全ての生徒が登校するまで(6月1日)は、休み中の運営時間(9時~18時)を適用し、オンライン学習などで続けてケアを支援 | |
○5月6日から段階的に通常運営 – (第1段階) 5月6日~5月17日 – (第2段階) 5月18日~ – (第3段階) 危機警報「深刻」を解除した場合 | ○利用施設 – (第1段階) 小規模(10人以下)でプログラムを運営、定員の70%以下に制限 – (第2段階) 中規模(30人以下)でプログラムを運営、特定された参加者でイベントを行う – (第3段階) 通常運営 | |
○生活施設 – (第1段階) 施設内における面会可、制限して入所者の外出可(学習、治療など) – (第2段階) 施設外の面会可(外泊禁止)、時間と人数を制限してボランティア活動可 – (第3段階) 通常運営 ※ 免疫力の弱い女性ホームレス生活施設は、通常運営時まで、現在の状況を維持 |