▢ 一般原則

• 新型コロナウイルス感染症予防行動の心得を遵守するとともに、個人の持ち物(例：携帯電話など)に対する衛生管理、社会的距離の確保、室内の換気など個人の衛生管理に気をつけましょう。
• 感染疑い患者との接触など感染の危険性がある場合や、基礎疾患のあるハイリスクグループには、保健用マスクの使用を推奨します。
• ただし、感染の危険性が高くない場合や保健用マスクがない場合には、ガーゼマスク(静電気フィルターの交換を含む)を使用するのも役に立ちます。
• 混雑していない野外、家庭内、他人と接しない空間ではマスク着用の必要はありません。
• 感染予防のために新型コロナウイルス感染症予防行動の心得を遵守してください。



1. 1. 石けんを使い、流水で手を丁寧に洗ってください。
2. 2. 咳やくしゃみをする時は服の袖で口と鼻を覆ってください。
3. 3. 洗っていない手で目・鼻・口を触らないでください。
4. 4. 医療機関を訪問する時はマスクを着用してください。
5. 5. 人がたくさん集まる場所への訪問は控えてください。
6. 6. 発熱、呼吸器症状(咳や喉の痛みなど)がある人との接触を避けてください。

▢ 保健用マスクの着用が必要な場合

1. 保健用マスク(KF94以上)の着用が必要な場合


新型コロナウイルス感染症に感染していると疑われる患者を看病する場合

2. 保健用マスク(KF80以上)の着用が必要な場合



1) 医療機関を訪問する場合 2) 咳、くしゃみ、痰、鼻水、喉の痛みなど呼吸器症状がある場合 3) 多くの人と接触しなければならない感染と伝播のリスクが高い職業に従事している者 例) 公共交通機関の運転手、販売員、駅員、郵便局の配達員、宅配便の配達員、大型ビルの管理員及び顧客に直接応対しなければならない職業に従事している者など 4) 健康弱者、基礎疾患保有者などが、換気が充分になされない空間で2メートル以内に他の人と接触する場合(例：人が集まる場所、公共交通機関など) * 健康弱者とは：高齢者、子ども、妊婦、慢性疾患者など * 基礎疾患保有者とは：慢性肺疾患、糖尿、慢性腎疾患、慢性肝疾患、慢性心血管疾患、血液がん、抗がん治療中のがん患者、免疫抑制剤を服用中の患者など

▢ マスク使用時の注意事項

1. 着用上の注意事項



1) マスクを着用する前に手を石けんと水で洗うか、アルコール手指消毒剤で拭くこと 2) 口と鼻を完全に覆うようにマスクを着用した後、顔とマスクの間に隙間がないか確認すること 3) マスクにハンカチやティッシュを挟むと密着性が落ちて性能が下がるため、挟まないこと 4) マスクを使用している間はマスクを触らないこと。マスクを触ったら手を石けんと水で洗うか、アルコール手指消毒剤で拭くこと 2. 保健用マスクを再使用する場合、以下の事項を考慮すること 1) 感染の心配が少ない場所で一時的に使用する場合であり、かつ同じ使用者が使用する場合に限り、再使用すること 2) 使用した保健用マスクを風通しのよい清潔な場所に吊るしておき、十分に乾燥させてから再使用すること



3) 静電気フィルターの性能が落ちるため、ヘアドライヤーを利用した乾燥、電子レンジまたはアルコールを利用した消毒や洗濯はしないこと 3. 静電気フィルターを装着したガーゼマスクを使用する場合には追加して次の事項にも考慮すること 1) 静電気フィルターは薄くて破ける可能性があるため、装着時には注意すること 2) できるだけガーゼマスクの大きさに合った静電気フィルターを使用して隙間をなくすこと 3) 静電気フィルターは水分に触れると機能が落ちる場合があるため、静電気フィルターを洗濯してはならず、ガーゼマスクが濡れた場合は新しい静電気フィルターに交換すること