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[2015] 市長挨拶

  • ソウル市がスタートアップのメンターとして 希望になります。

  • [2015] 市長挨拶 SMG 1,239

    2015 グローバルスタートアップカンファレンス

    日付 2015年4月21日 | 場所 ソウル市庁 多目的ホール

    皆様、こんにちは。お会いすることができて嬉しいです。ソウル特別市長パク・ウォンスンと申します。「2015グローバルスタートアップカンファレンス」にお越しくださった皆様に、ご歓迎とご感謝を申し上げます。同時に、グローバル進出を希望する多くのスタートアップに大きく役に立つカンファレンスを、ソウル市と共催されましたミョン・スンウンベンチャースクエア代表にも深く感謝申し上げます。

    皆様は昨年7月、私がソウル市長に再就任した初日、最初にどのような仕事をしたかご存じでしょうか。普段市長が就任して初めてする仕事は、在任中の市政目標と重点事業を強調することと言えます。私は、ソウル市の新しい経済パラダイム現場である創造経済の中心、その中でも多くの青年が創業の夢を育んでいる「ホンハップ(ホンデ<弘大>・ハプチョン<合井>)バレー」を訪れました。民選6期ソウル市長の目標と意志がどこにあるか、ご理解されたでしょうね。それは、創造経済とスタートアップです。

    私は「ホンハップバレー」で、スタートアップが感じている光と影に関する話を直接聞きました。その時青年たちと約束して、自ら誓ったことがあります。創業家とともに話ができる場所があれば、どこでも行って話を聞くということでした。また、スタートアップとともに悩み、ともに成長していくという意志を強くしました。そしてスタートアップに関する聴策(市民の声を聴く政策)ワークショップと討論会などを通じて様々な現場の声を聞き、各界各層の専門家たちとともに、スタートアップ企業のためにソウル市が優先的に行うべきことは何かについて悩んできました。

    アメリカ(シリコーンバレー)、イスラエル(テルアビブ)、フィンランド(ヘルシンキ)などは、世界的に創業が活性化している国々ですが、これらの国にはある共通点があります。若者が自由かつ革新的な思考で、創業に挑戦しやすい環境が整えられていることです。そこで、ソウル市も開かれた創業文化と健全な創業生態系を構築するために、創業に関する情報の共有と交流に大きな関心を持ち、インフラの構築を積極的に推進しています。

    シンチョン(新村)・ホンデ・ハプチョン地域の「創造バレー」には、スタートアップ企業のネットワーキングと創業住居空間を設け、青年たちがアイディアを共有しながら創業しやすい環境を作りました。また、ケポ(開浦)外国人学校敷地には「デジタル革新パーク」を造成し、IT開発者や創業者、学生たちが集まって24時間疎通と協業ができる、ITスタートアップの空間を設けています。

    サンアム(上岩)デジタルメディアシティにオープンする「ソウル創造経済革新センター」は、高付加価値と波及効果を持つ文化・コンテンツ分野の創業を支援する予定です。ホンヌン(洪陵)の「創造経済知識団地」では、バイオ・医療分野の技術創業を、チャンドン(倉洞)・サンゲ(上渓)地域の「スタートアップゾーン」では、スマート技術基盤の先端産業を主導する創業及び産業拠点としての役割を集中的に育成していきます。また、ソウルの創業統合窓口であり市民の創業にやさしい空間として造成される予定の、ソウル創業バブ(マポ<麻浦>区コンドク<孔徳>洞)まで、これらのインフラ構築が完了されると、ソウルでは優秀な創業企業が続々と誕生すると思われます。

    ソウル市は、このようなインフラ整備以外にも、本日「グローバルスタートアップカンファレンス」のように、様々なスタートアップ関係者の交流の場を通じたネットワークづくりの機会を設けて、国内民間投資会社と協力しながらソウルの優秀創業企業に対する投資を支援する「創業企業投資説明会」も、持続的に実施する計画です。

    特に、来る7月にソウルではアメリカの非営利団体であるグローバルハッカソンと協力し、世界の開発者やデザイナー、企画者たちが集まる「グローバルハッカソンソウル」を開催します。韓国内のスタートアップ青年たちとIT開発者たちには、ユニークな経験とグローバルネットワークが構築できる良い機会になると思います。同時に、ICT分野の革新的技術とアイディアの共有、パートナーシップの構築で、IT革新都市としてのソウルの価値がさらに一歩飛躍することを期待しています。

    ソウル市は、これからも「企業しやすいソウル」、「創業しやすいソウル」づくりのために、最善の努力を尽くしていきます。良い企業と良い雇用を多く作りながら、市民全員とともに成長していきます。我が市でもスティーブ・ジョブズやジャック・マーのような革新的創業家たちが多く輩出されるよう、ソウル市は一層努力していきます。

    皆様、アメリカのニュージャージーにある先端電子技術研究所、「ベル研究所」のロビーには、「ときには踏みならされた道を離れ、森の中へ入ってみなさい。そこではきっと、あなたがこれまでに見たことのない、何か新しいものを見出すに違いない」という言葉が刻まれています。

    創業企業の皆様、青年の皆様、挑戦し続けてください。繰り返しチャレンジしてください。ソウル市がメンターになリます。心強いパートナーになります。皆様の身近なところからいつも応援し、全力で支援します。本日の2015グローバルスタートアップカンファレンスが様々な創業事例を共有し、革新的な創業支援政策が模索できる意義深い場になることを願うとともに、本日お越しくださった皆様に改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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