メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

福祉/健康/安全ニュース

  • ソウル市、低所得層の女性青少年に生理用品を支援

  • ソウル市総合ニュース SMG 3,225

    非常に重要な成長期に置かれているにもかかわらず、自らの健康に気を配れずにいる低所得層の少女たち。ソウル市が彼女たちの性・健康権を「基本権」レベルで、より細かく保障する内容の様々な政策を打ち出した。

    ソウル市は今まで2013年ハプジョン駅付近に全国初に オープンしたソウル市立少女健康センター<私は春>で少女特化福祉サービスを無料で提供し、危機少女のための<少女ケア薬局>を運営してきたが、依然として死角地帯が存在するだけに政策を拡大する予定だ。

    ■ ソウル市立少女健康センター「私は春」
    産婦人科や歯科など5科目の専門医の診療と精神保健相談、性・健康教育などはもちろん、適時に食事をしない少女たちに食事や生活必需品などを提供している。昨年一年間だけで計6,713件(専門診療2,015件、心理・情緒サポート2,198件、健康教育1,107人、基礎生活支援・連携1,393件)のサービスを提供した。

    ■ 少女ケア薬局
    ソウル市薬師会と協力して103カ所でスタートし、現在200カ所で運営している。風邪薬や鎮痛剤など、処方せんの要らない一般医薬品を1回1万ウォン以内を月4回まで無料で支援し、生理用ナプキンやウェットティッシュなど女性の健康物品も支援する。必要な場合は医療機関や支援施設の連携も行う。(お問い合わせ:120)

    少女ケア薬局案内文
    少女ケア薬局のマークが付いている薬局
     

    満10歳〜19歳の少女に生理用品を支援

    女性たちには米や服と同様になくてはならない「生活必需品」だが、低所得の少女たちには毎月経済的な負担になりかねないという点に着目し、満10歳〜19歳の少女たちに生理用ナプキンを支援する。

    支援方法は2つ。まず、ケアの死角地帯の少女たちがよく利用する少女ケア薬局や家出青少年憩いの場など850ヵ所の施設に生理用品を備えて利用できるようにする。他の方法は家で直接受け取る方法である。国民基礎生活受給者の少女2万7,279人を対象に、劣等感や羞恥心を感じることなく利用できるように市のホームページ及び郵便を通じて申し込みを受け付け、居住地に下半期5ヵ月分(1ヵ月2パック、1パック18個入り)を配送する。希望者の申請受付は6月末から7月まで受け付け、8月から居住地に配送する計画である。

    ソウル市は生理用ナプキンの支援に予算5億ウォンを投入する予定であり、ソウル市社会福祉共同募金会と協力し、民間の参加を通じて生理用品の支援が持続可能な支援体系を整えるようにする計画だ。生理用ナプキンの配置・配送時には生理に関する基本情報や生理用ナプキンの使い方、生殖の健康情報、生理を堂々と考える認識改善内容を盛り込んだ「健康手帳やリーフレット」も一緒に配布する。

    「少女たちの主治医」、「思春期クリニック」新設

     ソウル市は地域児童センターなど脆弱階層を対象にした性・健康教育を行う「少女たちの主治医」も年内に新設する。このため、専門性のある医師や薬剤師、生活協同組合、地域女性団体と協力するが、生活協同組合の場合は綿のナプキンなどの代案ナプキンの使い方などを教育する。

     

    ソウル市立少女健康センター内には、専門医療人が行う「思春期クリニックプログラム」を新設する。ここでは体の変化の理解や衛生管理、生理不順、生理痛など、性・健康相談教育や初経パーティーなどを行う。また、健康の死角地帯の発掘・支援のために、希望福祉センター、訪れる東住民センター、青少年施設の実務者を対象に「少女のための健康実務教育」も実施する。

     最後に、生理に対する社会的認識を高め、学校や青少年関連施設の他にも青少年が多く訪れる流通企業などにも自発的な生理用ナプキンの配置環境が造成されるように「ソウル少女・女の子の日健康キャンペーン(仮称)」を推進する。

    ▶ お問い合わせ:女性政策担当官 02-2133-5046

北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限