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福祉/健康/安全ニュース

  • ソウル市、中壮年層のための「50+総合支援政策」実行

  • ソウル市総合ニュース SMG 3,144

    ソウル市は今が50+世代(50歳〜64歳の中・壮年層)支援の黄金時間と判断し、自治体で初めて「50+総合支援政策」を出して2020年まで段階的に支援基盤を構築する計画だ。

    まず、50+世代のための政策の体系的な推進のために▲50+財団、▲50+キャンパス、▲50+センターを3つの軸とする有機的な支援網を構築する。

    「50+財団」はコントロールタワーでもありシンクタンクとなってコンテンツの企画・開発を総括し、「50+キャンパス」は特化した教育・訓練を提供するプラットフォームの役割を果たすことになる。キャンパスよりも少し小さい規模の「50+センター」は、地域の基盤活動の空間として地域社会の定着の実行拠点として活用される。

    ソウル市は2018年までに圏域ごとに6つの「50+キャンパス」を開設し、2020年までに19カ所に「50+センター」を設置する予定だ。

    上記のような50+支援施設を中心に「不安だ」「働きたい」「行くところがない」という50+世代の悩みを反映した▲学びと探索、▲仕事と参加、▲文化とインフラなどの3つの領域で支援政策が本格的に稼動する。

     

    ① 学びと探索

    まず引退後に第2の人生のための再設計を助けるため、▲50+人生学校、▲オーダーメイド型の深化過程、▲50+コンサルタントなどの多様な適合型教育・相談プログラムが今後5年間で35万人を対象に運営される。

    特に「50+人生学校」は時間、関係、住居、性と恋愛、未来社会、旅行、経済、仕事などをキーワードに50歳以降の新しい人生に対する人生ビジョンの設定を支援する教育であり、中壮年のための「自由学期制」と言える。また、「50+コンサルタント」を通じて専門性と経験を備えた50+世代の300人が人生の再設計相談士として養成される。

    これから5年間で50+キャンパスでは4,000講座を、50+センターでは1万1,000講座を開講し、それぞれ20万人と15万4,000人の卒業生を輩出するのが目標だ。

    50+コンサルタント

    ② 仕事と参加

    ソウル市が提案する50+世代の第2の人生の雇用は、これまでの経歴を活かして個人の成就はもちろん、社会にも貢献するいわゆる「アンコールキャリア」である。市の財政を投入した「公共雇用(やりがいがある仕事)」と企業などとの協力を通じた「民間雇用」分野で行われる。

    公共雇用は▲新たな福祉需要を支援する「福祉連携型」(敬老堂コーディネーター、高齢者の就職コーディネータ等)、▲経験を伝授する「世代統合型」(就業進路の専門家、分け合い教育史など)、▲村の問題を解決する「地域問題解決型」(町内安全見守り、町内マクガイバーなど)に区分され、2020年まで1万2,000余りの雇用を創出する計画だ。

    民間雇用は大手企業や金融界などの退職(予定)者を対象にした「ソウル型アンコール前期」が代表的である。

    アメリカのIBM、Intel社の「アンコールフェローシップ」をベンチマークした新たな雇用モデルとして、専門職退職者が転職教育を受けた後に社会的経済のような非営利機関に派遣されてIT、会計、財務コンサルティングを提供する。民間では退職者募集と派遣費用を支給し、市は転職教育科の需要先の発掘及び派遣を務める。

    新しい概念の雇用も発掘・拡大する。50+世代の資産と外国語能力を活用した「都市民宿業」、「文化観光解説士」のような仕事や農村と連結した「ローカルフードマネージャー」、「中小企業労力バンク協同組合運営」などだ。

    併せて、中・壮年層に特化した創業・創職ができるようにインキュベートスペースを現在の11カ所から50カ所に2020年までに拡大し、社会的企業と協同組合の設立も支援する。

    50+やりがいがある仕事

    ③ 文化とインフラ

    ソウル市は50+世代の草の根の会を活性化し、「隠れた50+世代」を発掘して支援する。地域内の小集会やサークルのような集まりに空間と費用を支援し、50+世代のための研究活動及びプログラムの開発も公募する。

    また、海外の著名人と国内の専門家が共に参加する国際カンファレンスとフォーラムなどを開催し、「50+アワーズ」などを通じて手本となる50+ロールモデルを探して拡散する。

    ソウル市は「50+総合支援政策」の円滑な推進に向けて5年間で合計1,956億ウォンの予算を投入し、50+財団を中心に国民年金公団、ソウル産業振興院、民間と連携して財務、仕事、学び、家族など多くの分野横断的な網のような支援システムを構築する計画だ。

    一方ソウル市は1日午前、ソウル市庁の懇談会場で「50+財団」の創立記念行事と関連機関との業務協約式を開いた。午後にはウンピョン(恩平)区ソウル革新パークで最初の「50+キャンパス」である西北の50+キャンパスのオープン記念イベントも開催された。

    パク・ウォンスンソウル市長は「50+世代の経験と知恵を活用しないのは国家的な損失であり、今がまさに彼らのための政策施行のゴールデンタイム」だと強調した。さらに、「100歳までの折り返し年齢に該当する50+世代がしっかりしている時に青年・高齢者世代も恩恵を受けることになる」、「当事者には準備された老後を、ソウルには新たな活力を吹き込むことにソウル市の50+世代の積極的な関心と参加を望む」と話した。

    お問い合わせ:人生二毛作支援課 02-2133-7798

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