パク・ウォンスン市長が就任した以後、2012年から国公立保育園の拡充を本格化したソウル市は2011年末合計658ヶ所であった国公立保育園を2014年まで844ヶ所まで増やしたのに続き2015年から現在まで156ヶ所を追加設立した。このような努力の結果、去る5月9日に1,000か所目の国公立保育園である‘ソンジョン(松亭)ヘッサル保育園’がオープンした。
※年度別のソウル市国公立保育園新規開院数
2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 ~ 2016年現在 |
+32か所 | +60か所 | +94か所 | +156か所 |
特に、ソウル市は低費用高効率の「費用低減型」拡充モデルが国公立保育園の数を増やすことに大きく寄与したと分析した。費用低減型の拡充とは、新築ではない企業、宗教団体、学校、個人など民間から提供される敷地と公共庁舎などの公共遊休空間を積極的に活用する方式であり、新規開院した国公立保育園のうち230か所(67%)がこの方式として設立された。
2016年現在のソウル内の全体保育園対比国公立保育園の比率は10.8%(2011年)から15.5%(2016年現在)に増加したが、国公立保育園の拡充によって保育教職員の数は8,073人から12,408人に約53%増加して保育品質の向上と良質の雇用創出効果も生じたことが分かった。
パク・ウォンスン ソウル市長は「今回の1,000か所目の国公立保育園の開院を通じて市民が信じて任せることができる安心保育サービスの糸口が見つかる契機になることを期待する」といい、「ソウル市が量的だけでなく質的にも優れた保育政策によってお母さんの心まで安心できる実質的な安心保育サービスを提供するようにする」といった。