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[2012] 市長挨拶

  • 青春の夢の格差を減らします

  • [2012] 市長挨拶 SMG 1,215

    ソウル市立大学校入学式祝辞

    日時:2012年2月28日 会場:ソウル市立大学校

    ソウル市立大学校の新入生の皆さん、こんにちは! ソウル市長パク・ウォンスンです。

    皆さんの入学を心から祝い、また、深く歓迎します。どれくらい嬉しいか、皆さんは多分ご存知ないでしょう。

    皆さんに向けた私の心は、歳月が私にくれたプレゼントです。青春を見るとひたすら祝ってあげたいし、青春を見るとひたすら応援したい気持ちになります。

    そこには私たちの社会の明日を祝福したいという意味が込められています。おそらく私たち大人たちは同じ心情でしょう。

    その心情で決心できました。市立大学校の半額授業料です。

    ある方々は強い懸念を表しましたが、私はまず「バタフライ効果」というものを信じます。小さいスタートが大きな結末をつくり、弱かった動きが歴史的な変化を引き出します。市立大学校の半額授業料の実施は、現在まで他の多くの大学に影響を与えましたし、また、今後も与えるでしょう。皆さんの市立大学校はそのように成長するでしょう。学生中心の学校行政と学生の福祉と学業を支える透明な財政が皆さんの力になるでしょう。

    それだけではありません。半額授業料はスタートに過ぎません。ソウル市立大学校は、今から皆さんの本当にスペックを準備します。

    皆さん、スペックを積みたいでしょう? 良い会社に就職したいでしょう?それならスペックから自由になってください。就職への渇望を今この瞬間から捨ててください。スペックや就職、それは世の中がつくり出した大きな罠です。どこの誰も勝者になれない構造です。

    ここにいる皆さん2000人が200の職場に挑戦するとしましょう。すると基本的に1800人は敗者、英語でloserになりますね?それでは職を得た200人はいわゆるwinnerになれるのでしょうか? 200等、ビリになったその人の心情はどうでしょうか?ここから200人の競争が無限に始まります。この200人が皆運良く最後まで職場に残れるとしたら? 50代の初めに引退できるでしょう。

    しかし、不幸にも皆さんは平均寿命が120才に届くかもしれない世代です。残りの70年間、何をして過ごすつもりですか?

    就職が悪いというのではなく、勉強に効果がないということでは全くありません。けれども、夢のない就職、自分だけのための勉強は、その生命力がとても短いのです。皆さんはこれから、クリエーティブで、社会に寄与し、何よりも共生できる真の未来人材になるでしょう。市立大学校でそのことを学べるはずです。

    私は、皆さんが何より守るべきことは、夢だと考えます。私がソウル市長として最もしたいことは、私たちの時代、私たちの青春の夢の格差を減らすことです。

    誰でも貧しいこともあります。誰でも金持ちであることもありますね。誰でもつらいことがあり、誰でも回復することができます。誰でも夢見ることができるのです。

    夢見ることができる権利。構成員に、特に青春に、この最小限の権利が保障されない社会は最も危険です。明日を約束できないのですから。青春が消えれば明日が消え、青春は夢が消える時に消えます。

    私は今日皆さんの夢を応援するためにこの場に来ました。そして将来、パク・ウォンスン市長がした仕事のうち最も良かったことは、私たちの青春の夢の格差を減らしたことだと思い出してもらえたらと思います。皆さんを応援します。おめでとうございます。ありがとうございます。そして子どもを立派に育てて、市立大学校を選択された保護者の皆様、ありがとうございます。お疲れさまでした。

    一生懸命に教えます。

    ありがとうございました。

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