ソウル市と中国・北京市の統合交流機構「ソウル‐北京統合委員会」は「環境チーム」を新設し、両都市間の連携を本格化させます。同委員会は、各分野ごとに両都市の関連部署がチームを構成して交流・協力事業の計画を策定・推進する統合交流機構で、2013年のソウル‐北京姉妹都市20周年を記念して設立されました。
北京市を公式訪問中のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は、北京市の王安順市長と面会し、「ソウル‐北京統合委員会第2次全体会議」で「環境チーム」新設に関する了解覚書(MOU)を締結しました。
「環境チーム」は、ソウル市の気候環境本部と北京市の環境保護局が中心となってチームを構成し、両都市が共通して直面する環境問題と関連した環境保護政策、技術、情報、人的交流を強化するとともに、環境保護及びCO2削減に向けた取り組みを連携して行います。「ソウル‐北京統合委員会」は、▴経済チーム ▴文化チーム ▴教育チームの3チームから4チームになります。
パク市長は、「両都市は息の合った共同体」であることを強調し、「研究機関や民間企業の優れた技術を基に、両都市が大気汚染低減技術を共同で研究するなら、シナジー効果が発揮され、優れた技術開発が行われると期待している」と挨拶しました。