地球レベルの持続可能な発展と都市の役割を議論するために世界の各都市代表団や国際機関、NGOなど約2,000人のノウハウと知恵を結集させる「2015ICLEI世界都市気候環境総会」が4月8日に開かれます。
3月10日にソウル市庁太平ホールで「2015ICLEI世界都市気候環境総会」に関する推進計画が発表され、広報大使として活動するジュリアン・クインタルトさん(ベルギー)とロビン・デイアナさん(フランス)の任命式が行われました。
広報大使のジュリアンさんとロビンさんは、映像を通じてICLEI世界総会と様々な市民参加プログラムについて紹介し、気候変動展示会の会場でイベントを紹介しました。
ソウル市のパク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「今回の記者懇談会を通じ、2015ICLEI世界総会に関する様々な内容を広く紹介できたと思う。2015ICLEI世界都市気候環境総会に関心を持ち、ぜひ参加してほしい」と呼びかけました。
2015ICLEI世界総会は、4月8日~12日にDDPやソウル広場などで開かれます。
ICLEIは、持続可能な都市の未来に向けた世界地方政府ネットワークで、設立された1990年に初めて総会が開かれて以来、3年ごとに順次加盟都市で開かれてきました。今回のソウル総会は、設立から25年、9回目の総会です。
今回のソウル総会は、世界各都市の首長のほか国際機関やNGOなどから約2,000人が出席し、地球レベルの持続可能な発展に関して議論が行われる予定で、その結果は12月のUNFCCC(国連気候変動枠組み条約)締約国会議に提示されて地球レベルでの実践方法を模索する、非常に意義深い総会になる見通しです。
2015ICLEI世界総会 : http://worldcongress2015.iclei.org/en/