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ソウル市総合ニュース

  • 6月8日までソウル市予算委員を公募

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        ソウル市は「ソウル特別市市民参加型予算制度の運営条例」を5月22日に公布した。これに伴って22兆ウォンに達するソウル市の予算編成について提案する「住民参加型予算制度」を施行する。

        条例によると、ソウル市は計250人の参加型予算委員を構成し、そのうち150人を、市民から公開募集・抽選によって選抜する予定である。6月8日まで応募した人の中で、人口の性別比、年齢比などを考慮し、自治区単位に分け、グループ別に無造作に6人ずつ抽選で選ぶ。当選者の発表は6月14日に予定されている。委員への報酬は無料であり、ソウル市民またはソウル所在の機関・企業に勤務している方は誰でも応募できる。もちろん、小中高大の学生も応募可能である。

        残りの100人はソウル市、ソウル市議会、非営利市民団体、自治区からの推薦者によって構成される。とくに障害者やお年寄りなど社会的弱者を優先的に選ぶ計画である。委員の任期は毎年3月1日から翌年2月末までの1年間である。但し、今年はじめて委嘱を受ける委員は委嘱の日から来年の2月28日までとなる。

        「参加型予算委員会」は経済産業・文化体育・女性保育・保健福祉・都市住宅など9つの分課により構成されており、来年度の全体予算について意見を述べることができる。また、市民が提案した「住民提案事業」は2013年度予算を基準に、500億ウォンの範囲内で行う予定である。また、「自治区参加型予算委員会」は30億ウォンまで事業申請が可能である。

        たとえ委員でなくても、ソウル市民の誰でもホームページ、または訪問・郵便を利用して予算事業への提案ができる。住民提案事業の優先順位は、参加型予算委員と一般市民が共同で参加する「市民参加型予算ハンマダン」で決定する予定である。また、ソウル市は「参加型予算委員会」の運営と事業支援のため、「参加型予算支援協議会」(15人以内)を構成し、運営する計画である。

        「参加型予算委員会」への応募は、6月8日までソウル市ホームページ「予算参加部屋(http://finance.seoul.go.kr/archives/5426)」にアクセスし、申請書を提出する。また、訪問・郵便による受付も行っている。詳しくは予算担当官(02)731-6581)、もしくは参加予算ネットワーク(02)703-0615)にまでお問い合わせいただきたい。
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