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福祉/健康/安全ニュース

  • 4月は障害者の月、ともに暮らすソウルづくり

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    4月は障害者の月、ともに暮らすソウルづくり

    ソウル市は、2018年4月20日の第38回障害者の日を機に、障害者が社会の構成員であるとともに人格を持つ価値ある存在として堂々と生きていける土台を準備する。

    < ①毎月10~20万ウォン貯金すると15万ウォンを追加積立する「青年重度障害者をサポートするイルム通帳」>

    ソウル市は、青年重度障害者の資産形成をサポートする「イルム通帳」事業を新設した。
    全国の地方自治体で初めて試みられる重度障害者資産形成支援制度「イルム通帳」は、就職難と生活苦で苦労している青年重度障害者が経済的な問題を解決し、自立するのに必要な最低限の資金を準備できるようサポートする事業だ。
    この事業は、当事者(青年重度障害者)が毎月10~20万ウォンずつ貯蓄する場合、ソウル市がこれに加えて毎月15万ウォンずつ市の予算から追加積立するという制度。

    < ②適切な自立生活と障害者の脱施設化による人権侵害の予防・社会への編入支援 >

    また、障害者が各自の特性に合わせた自立生活を営みながら地域社会とも円満な交流ができるよう障害者の脱施設化を支援・推進する。
    2013年から始めたソウル市の全国初の障害者脱施設化事業は、2017年までに604人の脱施設を支援した。そして脱施設をなした人々は、その後、自家・自立生活住宅・グループホームなどで自立した生活への第一歩を踏み出した。
    これまで5年間にわたる第1次脱施設化事業により、この事業の可能性を確認したソウル市は、2018年は地域の自立基盤を拡充するとともに脱施設後の管理及び民間協力事業などを推進し、脱施設の加速化及び居住施設の構造変換ができるよう第2次5カ年脱施設化計画を樹立・推進している。

    < ③障害者福祉館のオーダーメイド型強化及び視覚・身体障害者の生活移動圏の拡大推進 >

    障害者福祉館の運営改善とサービスの強化により、以前の障害者福祉より一段階アップグレードしたサービスを計画・推進するとともに、慢性的な空間不足によってサービスの提供が不可能であったり施設が不備な自治区の障害者福祉館を拡充するため、継続的に支援・投資する計画だ。
    また、視覚・身体障害者が社会活動(窓口相談、出退勤、通院、外出など)に積極的に参加できるよう移動関連サービスを拡大して提供する。
    ソウル市と業務提携を締結したコールタクシーを利用する場合、タクシー利用料金の一部を支援するバウチャータクシーを拡大して運営する一方、地下鉄駅舎内に視覚障害者を案内する高齢者コンパニオンを配置して、視覚障害者の地下鉄の利用をサポートするとともに高齢者の雇用創出まで支援する。

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