ソウル市は2025年のソルラル連休にあわせ、市立文化施設各所で多彩なソルラル特別プログラムを用意した。ソウルを代表する伝統文化空間である ▲南山谷(ナムサンコル)韓屋村と ▲雲峴宮(ウンヒョングン)では、伝統的な歳時風俗を身近に楽しめるソルラルイベントが、1月28日(火)~1月30日(木)の午前10時から午後5時まで開催される。
南山谷(ナムサンコル)韓屋村では、「2025 南山谷ソルラル祭り『新年の花灯』」が開催される。賑やかな演戯・国楽公演や、伝統遊び体験、餅つき、工芸体験などが行われる。
雲峴宮(ウンヒョングン)では、「2025 雲峴宮『運勢大吉』お正月のお祝い」が開かれる。新年の温もりを込めたトックク炊き出し、新年の運勢占い、地神踏みなど、一年の幸運を祈る歳時行事が行われるほか、伽耶琴(カヤグム)弾き語りや伝統的なマジックショーも披露される。
ソウル市の代表的な博物館も、ソルラル特別イベントを企画。▲ソウル歴史博物館 ▲漢城百済博物館では、公演や体験、遊びが盛りだくさんの特別イベントを開催し、▲ソウル工芸博物館では、ソルラル連休の訪問イベントとして、ミッションを達成するとプレゼントがもらえるプログラムを実施する。
ソウル歴史博物館(鍾路(チョンノ)区)では、1月30日(木)12時~午後4時まで、「2025 ソルラル ハンマダン」を開催。漢城百済博物館(松坡(ソンパ)区)では、1月30日(木)10時~午後5時まで、「ソルラル博物館祭り」を実施。ソウル工芸博物館(鍾路区)では、1月27日(月)~1月30日(木)の期間中、特別訪問イベントとして、ミッションをクリアするとプレゼントがもらえるプログラムを行う。
光化門(クァンファムン)広場の地下にある世宗(セジョン)物語展示館と忠武(チュンム)公物語展示館では、世宗大王と李舜臣(イ・スンシン)将軍、偉大な二人の人物に新年の願いごとを書く特別イベントを開催する。二人の偉人の功績を振り返りながら、新年の決意を新たにする意義深い時間となるだろう。
ソウル市はソルラル連休中、ソウル市立美術館、世宗文化会館など主要文化施設を休まずに運営する。ソルラル連休中に観覧可能なプログラムの詳細は、各機関のウェブサイトやソウル文化ポータルサイト(culture.seoul.go.kr)を通じて確認できる。
ソウル市文化本部長は、「希望と発展を意味する『青い蛇』の年を迎え、市民の皆さんが力強い新年を迎えられるよう、多彩なソルラル連休プログラムを用意した」とし、「ソルラル連休中、ソウル各地で開催される文化芸術イベントを通じて、豊かな名節をお過ごしいただきたい」と述べた。