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プレスリリース

  • 2021年大学入試で新型コロナ対策、「ソウル市合同TF対応体系」構築

  • プレスリリース SMG 389
    • ソウル市は26日から「ソウル市合同TF対応体系」を構築し、ソウル市教育庁・自治区で協力
    • 隔離中の受験生用に22の試験会場を用意し、病院(生活治療センター)にも2ヶ所に設置
    • 感染した受験生は病院内で試験を実施。退院予定一週間前に保健所で把握
    • 受験日の移動も支援する。自宅隔離中の受験生は担当の公務員と救急車で移動
    • 塾や遊興施設への特別点検を継続(12月31日まで)。※試験会場でのゴミは医療廃棄物として処理

    ソウル市は12月3日(木)の大学修学能力試験を控え、試験一週間前から面接などの大学別評価が終了するまでの期間中(11月26日から2021年2月5日まで)、「ソウル市合同TF対応体系」を稼働させ新型コロナウイルスを重点的に管理する。 「ソウル市合同TF」の対策総括チームが市庁内各チームの業務協力体系を構築し、市の教育庁(教育部)と自治区が共同で試験の段階別に新型コロナウイルス特別集中防疫を実施する。市庁内8部署がそれぞれ△対策総括チーム△受験生管理チーム△試験会場管理チーム△試験会場周辺防疫チームに分かれて受験生の安全管理に最善を尽くす。 <試験当日の準備>  ソウル市はまず、感染が確認された受験生も試験を受けられるよう、11月23日(月)、ソウル医療院とソウルユースホステル(生活治療センター)の2ヶ所に特設受験会場10室を設置する。27人の受験生を収容できる広さで、受験生の急な体調の変化に対応できるよう、会場に医療人材と運営スタッフを配置する。  感染者や隔離中の受験生のための特設試験会場と試験方法に関する情報は自治区保健所を通じて市教育庁に通知され、ソウル市が拠点病院(生活治療センター)を割り当て、移動も支援する。感染者については退院予定日を試験日の一週間前から把握し、病院内(生活治療センター)で試験を実施する。  自宅隔離中の受験生については、試験当日、自治区の専門チームまたは救急車で試験会場まで移動できるようサポートする。原則としては自家用車で移動し、専任の公務員が地理情報システムを通じて移動経路を管理するが、自家用車での移動が難しい場合には専任の公務員が同行し、段階別に移動経路を案内する。自宅隔離中の受験生に対する面接など、大学別評価は別途、3ヶ所の試験会場で行われ、各大学の日程に合わせて消防災難本部との協議を通じて救急車で移動も可能にする。 <試験一週間前>  大学修学能力試験の一週間前、11月26日(木)から年末まで、受験生らが頻繁に訪れる大学周辺の重点管理施設6種(酒などを提供する遊興施設やレストラン、カフェなど)に対する集中防疫を実施する。レストランやベーカリー1万173店舗、遊興施設129店舗に対し、利用が集中する時間帯にテーブル間の距離が保たれているか点検し、感染対策を遵守していない場合には即座に指導(ワンストライクアウト制)を行う。  これまでソウル市と自治区、教育庁が共同で行ってきた塾への特別点検もより強化・拡大する。入試向け塾を中心に教習所など1,800ヶ所を対象に感染対策(人の出入り管理・マスク着用・ソーシャルディスタンスの確保)をしているか厳しくチェックし、受験生や生徒の安全を最優先に対応する。  その他、カラオケやネットカフェ、映画館などの施設に対する全数点検も行う。この特別点検も11月19日(木)から年末までの43日間に渡り集中的に行われる。マスク未着用の青少年に対してもその場で指導し、教育する方針だ。 <大学別評価(論述・面接)>  大学修学能力試験の前後に行われる論述や面接などの各大学の評価試験は、評価の類型と方法が大学ごとに異なるため、大学別に防疫管理対策を設け、防滴管理用の大学側と管轄自治区の非常連絡体系を整える方針だ。現在のところ予想される受験人数は随時約78万7千人、定時約17万8千人。 <試験終了後>  試験終了後、感染者および隔離中の受験生向け特設試験会場(大学修学能力試験22ヶ所、大学別評価3ヶ所)のゴミの処理方法について、試験終了後、ソウル市教育庁が回収し、管轄の保健所に運搬し医療廃棄物として焼却処理を行う。また、大学別評価用の特設試験会場で試験を受けた受験生から感染症状が確認された場合には、当該試験会場から排出されたゴミを管轄の保健所で医療廃棄物として処理する。  今年、ソウル市は227ヶ所の試験会場(特設試験会場22ヶ所、病院・生活治療センター特設試験会場2ヶ所)で10万6443人の受験生が大学修学能力試験を受ける予定であり、大学別選考は2月まで行われる。市は感染者や隔離中の受験生に対する支援に関する教育部(市教育庁)の要請すべてに応じる考えだ。  ソウル市のイ・デヒョン生涯教育局長は「受験生にとって、大学修学能力試験は人生における重要な出来事であり学業の目標であることをよく理解しているため、ソウル市は受験生全員が安全かつ健康に試験を受けられるよう合同TFチームを立ち上げて『大学修学能力試験特別防疫期間における新型コロナウイルス重点対策』をまとめ、より徹底した防疫体系を整える」としながら「教育部と市教育庁の要請にある項目一つひとつを徹底点検し支援することで、感染者や隔離中の受験生の不安を最低限に抑え、試験終了後にもゴミや感染者数の増加などへの懸念が生じないよう管理する」と語った。