「2050年炭素排出ゼロ(Zero)」を宣言したソウル市は、暑い夏を健康に乗り切ってエネルギーも節約する気候変動対応キャンペーンを実施する。まず、キャンペーンの一環として、7月3日(金)11時にセジョン(世宗)文化会館の中央階段で、「涼しい服装などで実践する気候変動対応習慣ファッションショー」を開催する。
ファッションショーは、ノーネクタイ(No-Tie)や半ズボンなど夏の涼しい軽装だけでなく、タンブラー、ハンカチ、布マスク、アップサイクル製品の使用など様々な気候変動対応習慣を紹介する場として設けられる予定だ。
ソウル市とグリーンソウル市民委員会は、ファッションショーに参加する市民モデル20名を選抜し、セジョン(世宗)文化会館の中央階段にて無観客ファッションショーを実施する。ファッションショーにはシニアモデル、ファッション学科の学生など約40名が参加する。ファッションショーの映像は、ソウル市YouTubeを通じて公開される予定だ。
また、エネルギー使用量が急増する夏の本格的な暑さに備えて、温室効果ガスの削減のため、「気候変動対応習慣キャンペーン」を実施する。省エネルギーを実践する、プラスチック・使い捨て用品を使わない、化石燃料の利用を減らす、ゴミを減らすなど35種類のキャンペーンを繰り広げて、市民の参加を促す予定だ。
ソウル市は、自動車の代わりに公共交通機関を一週間に一度利用すれば、年間33万ウォンの費用を節減でき、化石燃料の利用も減らすことができると説明した。また、夏の室内適正温度(26~28度)を維持する、デリバリーを注文時は使い捨てスプーンや箸を断る、生ごみを減らすなど、地球を救う日常の生活習慣の改善を求めた。