ソウル市は、デザインを通じて持続可能な社会を作るため活発に活動している韓国・外の専門家たちが一堂に会する「2020ソウルデザイン国際フォーラム」を2020年11月5~6日の2日間開催すると明らかにした。今回のフォーラムのテーマは「新型コロナ後の新しい都市デザイン(New Design City Responding to Post-COVID)」で、これまで別々に開催していた「ユニバーサルデザイン国際セミナー」と「社会問題解決デザイン国際フォーラム」を統合し、2020年初開催となる。
「2020ソウルデザイン国際フォーラム」は、新型コロナウイルス感染症以降、変化した日常におけるデザインの価値と役割、そして今後デザインが進むべき方向について一緒に考える時間となる予定だ。
また、ソウル市は今回のフォーラムを通じてユニバーサルデザインと社会問題解決のためのデザイン分野をリードする都市として、今までの努力と成果を世界に紹介する一方、なかなか出会うことができない専門家やデザイナーたちが、市民と共に各国の都市デザインの先進事例を共有し、討論する場を設ける計画だ。
フォーラムは2日にわたって4つのセッションで行われ、初日は「ユニバーサルデザイン」、二日目は「社会問題解決のためのデザイン」に関する議論が行われる予定だ。
11月5日に「新型コロナ後の都市デザインの機会と変化」というサブテーマで行われるユニバーサルデザイン部門では、計10名の講演者が都市変化の流れに関する新しい政策と方向について紹介する。
11月6日に「新型コロナ後の社会的回復力に向けたデザイン」というサブテーマで行われる社会問題解決のためのデザイン部門では、計9名の講演者が新型コロナなどの社会的危機に対応した公共・民間デザインプロジェクトと、アンタクト(非対面)時代に備えた事例を紹介する。
「2020ソウルデザイン国際フォーラム」はオンラインで開催し、デザインに興味を持つ市民なら誰でもフォーラムのホームページ(
www.sdif.or.kr)にアクセスして視聴することができる。