ソウル市が、新型コロナウイルス感染症によるデジタル化の加速とともに話題となっている情報格差(デジタル・ディバイド)の解決策として、差別と格差のない「包容的スマートシティ」を提示し、韓国・海外の集団的知性で「包容的スマートシティ」の未来像を模索する場を設ける。
「2020ソウルスマートシティ・リーダーズフォーラム」は9月22日(火)~23日(水)、「無観客・オンライン」で開催される。「包容的スマートシティ」をテーマに米国のLA、フィンランドのヘルシンキなど11か国の都市とスマートシティ分野のリーダーが「非対面」で出会い、議論を行う。
今回のフォーラムはソウル市が市民聴太平ホールに新しく構築したビデオ会議専用スタジオ「ソウルオン」で開かれる。また、フォーラムの模様はソウル市公式YouTubeチャンネルなどを通じて生中継される。海外の講演者は各国からビデオ会議で参加し、韓国の講演者のオフライン参加は最小限に抑え、防疫指針を遵守する中で行う予定だ。
「2020ソウルスマートシティ・リーダーズフォーラム」に関する詳しい内容とスケジュールは、公式ホームページ(
http://forum.seoul.go.kr/ssc2020)で確認できる。イベントはソウル市公式YouTubeチャンネル、ソウル交通放送(TBS)の公式YouTubeで生中継され、公式ホームページとソウル市ソーシャル放送「ライブソウル」でも視聴できる。
ソウル市は時間と空間の制約がないオンライン方式のメリットを最大限に活用したイベントを企画・運営することで、2021年にも様々なスマートシティ関連のコンテンツを提供し、誰でも参加できる談論の場として拡大していく計画だ。