ソウル市は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で、人類が直面した混とんと挫折、勇気と希望が感じられる決定的な瞬間を捉えた世界の報道写真120点を集め、オン・オフライン特別展を開催する。
ソウル市が主催し、グローバル写真通信社ペンタプレスが主管する「2020ソウルグローバル報道写真展:2020ソウル、再び希望を」は、2020年10月20日(火)~2020年12月20日(日)に開催される。本展は、メイン展示と特別展に分けられる。
メイン展示では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを、▴混沌▴挫折▴勇気▴希望の4つのテーマに構成されたストーリーテリング型報道写真70点が公開される。混沌と苦しみが入り混じった世界各国の現場や、新型コロナウイルス感染症と戦い、勇気を振り絞って生き続ける人々の姿を通じて、新型コロナウイルス感染症の危機は克服することができるという勇気と希望のメッセージを発信する狙い。
特別展では、ソウルを含む6つの都市(ニューヨーク、ロンドン、東京、リオデジャネイロ、ヨハネスブルグ)における新型コロナウイルス感染症対策の報道写真が展示される。
ソウル市は、ソーシャル・ディスタンシングを守りながらも、多くの市民がパソコンやスマートフォンを通じて気軽に観覧することができるよう、すべての展示写真をオンラインで公開する。
<写真展の公式ホームページ・SNSチャンネル>
– ホームページ:
http://english.seoul.go.kr/SIPE2020
– Facebook(英語):
https://www.facebook.com/SIPE2020
– Facebook(韓国語):
https://www.facebook.com/SIPE2020kr
– Instagram:
https://www.instagram.com/SIPE2020_
– YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCOhbS6iK4wSaeMELBdr5dtQ
中でもVRを利用した「360度バーチャルギャラリー」では、ソウル図書館、チョンゲチョン(清渓川)、トクスグン(徳寿宮)石垣道など、ソウルの主要観光スポットの実景をギャラリーのように見立てて観覧することができるユニークな体験をお届けする。
オンラインの展示写真のうち、人々の共感を呼びそうな写真は、オフラインで並行して展示を行う。ソウル図書館の外壁やサンアム(上岩)デジタルメディアストリート(DMS)において、2020年10月20日(火)~2020年10月31日(土)まで、12日間オフラインの展示は続く。
ソウル図書館の場合、外壁1階の窓に沿って25点が設置されるため、図書館の周辺を回りながら写真を観覧することができる。サンアム(上岩)デジタルメディアストリート(サンアムMBCとソウル産業振興院の間の歩道)では、高さ2mの大型展示台により20点が展示される。さらに近くのデジタル電光掲示板では、展示の写真が映し出される。
また、特別展に参加したフォト・ジャーナリストの6人をインタビューすることで、その撮影秘話に触れることもできる。本展の公式ホームページ、Facebook、YouTubeチャンネルでは、フォト・ジャーナリストのビデオインタビューが見られる。
ソウル市は、本展の公式SNSにより市民参加型イベントを開催し、さまざまな景品を提供するなど、本展について積極的に広報するとともに、新型コロナウイルス感染症対策に成功を収めつつあるソウルのグローバルブランドイメージを、世界に広めるという計画だ。