2017年12月22日(金)、ソウル市は冬の風物詩となっているソウル広場スケートリンクをオープンし、2018年2月25日(日)までの66日間運営する。2004年の初オープン以来、2017年で13回目となるソウル広場スケートリンクは、ソウル広場の北側に面積5,176㎡規模で造成され、ソウル市民や韓国内外からの観光客にとって、ウィンタースポーツの楽しさを味わえる場を提供する。
営業時間は、平日(日曜日~木曜日)は午前10時~午後9時30分、週末(金曜日・土曜日)と祝日は午前10時~午後11時であり、クリスマス(12月24日、12月25日)と大晦日(12月31日)には翌日の午前0時30分まで延長して営業する。
入場料金は例年と同じ1,000ウォン。利用客が経済的な負担を感じずにスケートを思い存分楽しめるようにした。ディスカバーソウルパスを持参している外国人には、スケートリンクの入場料金は無料となる。また、入場料金にはスケート靴のレンタル料が含まれているので、入場券を購入すれば1時間の間スケートを思い切り楽しめるほか、利用客の安全のためにヘルメットやプロテクターなどを無料で貸し出している。とくに、「2018年ピョンチャン(平昌)冬季オリンピック」を支援するため、冬季オリンピックの競技であり最近人気を集めているカーリング体験ゾーンを設けるなど、競技と組み合わせた各種イベントプログラムを運営する計画だ。
カーリング体験ゾーンは、2018年2月1日から2月14日まで、平日午前11時30分から1時間のみこどもスケートリンクで運営する。週末、クリスマス、大晦日などにはさらにバイアスロン射的、自分だけの金メダル作り、アイスホッケーチームの競技デモンストレーションなど、冬季オリンピックの競技に関連したプログラムを運営し、冬季オリンピックの開催を一丸となって楽しめる雰囲気を造成する。
ソウル広場スケートリンクは、都会の中につくられる野外スケートリンクであることから、利用客の健康を守るため、統合大気環境指数が一定水準を超えた場合には営業を一時中断する。その場合、最低でも2時間前には市民に事前通知する予定だ。
営業を一時中断する場合、受講者及び事前予約者にはSMSを送信し、購入者が払い戻しを希望する場合は全額を払い戻す。また、次の時間帯の利用を希望する場合は追加予約や入場券の別途購入をする必要なしに、スケートリンクを利用できる。