ソウル市は、「2010ソウル世界灯祭り(Seoul Lantern Festival 2010)」が5日(金)清渓(チョンゲ)広場での点灯式にて始まり、14日(日)まで清渓川(チョンゲチョン)一帯で華やかに繰り広げられるということを明らかにしました。

    「ソウル、希望の明かりの森」というテーマで行われる今回の「2010ソウル世界灯祭り」は、世界各国からの灯りや11月にソウルで開かれるG20首脳会合の成功を祈願する特別な灯りなどが展示されるなど、多様な見どころと楽しさ満載の祭りになるものと期待されます。

    5日に行われる開幕点灯式では、まず高さ8mの巨大な「2010ソウル世界灯祭り希望の扉」が点灯され、続いて隅廛橋(モジョンギョ)から三一橋(サミルギョ)まで並べられた灯りが次々と点灯されファンタスティックな夜景を作り出し、周辺一帯の壮観を演出する計画です。

    呉世勲(オ・セフン)ソウル市長や許光泰(ホ・グァンテ)ソウル市議会議長、韓国訪問の年委員など、国内外からの来賓が大勢参加する予定で、ジャズ･ビッグバンドやフュージョンミュージックの公演、麗水(ヨス)市立国楽団の公演、人気アイドルグループ「ビースト」の特別公演も行われます。

    また、今回の開幕式では2010ソウル国際観光大賞を受賞した俳優イ・ビョンホンさんがソウル・グローバル広報大使となり委嘱状を受け取る予定です。 2010ソウル世界灯祭りでは、昨年より11カ国多い24カ国29地域から招請された様々な灯りや多様な国内外の伝統灯りなど2万7000余りの灯りが展示されます。

    中国上海の「豫園灯」や自市の「二龍相闘」、「変面」、フィリピン・サンフェルナンド祭りの「ジャイアント・ランタン」、ニュージーランドの「ヘイティキ灯り」、日本五所川原地域の名物である大型伝統灯りの「立佞武多」、湯沢市の「絵どうろう」、熊本県の「竹灯り」と「傘灯り」、青森市の「暫ねぶた」のほか、アメリカ、台湾、スペイン、マレーシアなど世界各地から招請されたユニークな灯りを観覧することができます。