多様な民族·文化圏の人々が互いに理解し支えあう多文化社会を拓いていく趣旨で制定された「世界人の日(Together Day 5月20日)」を迎え、ソウルに住んでいる44万の外国人住民がコミュニケーションを通じて調和を図る場が設けられる。
ソウル市は、17日(金)14時にソウルグローバルセンタービル9階の国際会議場で、「第17回 世界人の日(Together Day)」記念行事を開催すると発表した。
「世界人の日(Together Day 5月20日)」は、韓国人と外国人住民が互いの文化と伝統を理解し支えあう共生社会を切り拓いていくために「在韓外国人処遇基本法」に基づき、2007年に法廷祝日として指定された。ソウル市は、外国人住民のために「世界人の日記念行事」を2014年から開催してきた。(新型コロナにより2020~2022年は休み)
今年で17回目を迎える「世界人の日」の記念行事では、約20年間外国人住民に無料で歯科診療を行ってきたイ·ヒョンランさん、韓国に入国したばかりの多文化家族をサポートしている先輩結婚移住者の工藤幸子さんなど、外国人移住者を支えてきた9人の個人と団体がソウル市長の表彰を受ける。
また、結婚移住者や多文化家族が韓国社会に安定的に定着するために、結婚移住者の子育てなどを支援してきたユン·ミンスン(西大門区家族センター)など、2人の個人が行政安全部長官の表彰を受ける。
ソウル市のキム·ソンスン女性家族政策室長は、「世界人の日を迎え、外国人住民サポートに尽力されてきた有功者を表彰し、韓国人と外国人が交流する記念行事を開催できて嬉しい」とし、「これからも互いに尊重し合い、共生する社会づくりに取り組んでいきたい」と述べた。
添付 第17回 ソウル市世界人の日記念行事ポスター