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プレスリリース

  • 100年後のソウル…市民と共に描く第4回ソウル都市建築ビエンナーレ

  • プレスリリース SMG 1,115
    • 自然を尊重するチョ・ビョンス建築家が韓国人初単独ソウルビエンナーレ総監督に就任
    • パンデミックの終わりが視野に入っている今、歴代初の「屋外」展開となる第4回ソウル都市建築ビエンナーレ
    • 地理的・歴史的意味をもつ「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」に建てられたテーマ館<ハヌルソ>を公開
    • 国内外の優秀な建築家が参加し、環境にやさしい密集都市ソウルの100年後の姿に注目

    ソウル市は「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ」のシンボルとなる作品<ハヌルソ>の公開を皮切りに、行事の幕を開けた。

    今年9月1日(金)~10月29日(日)に開催されるソウルビエンナーレは、ソウル市の主催で2年ごとに開かれる国際行事である。世界の都市と交流するグローバルネットワークプラットフォームで、これまでの観覧客は計183万人に上っている。

    今回のビエンナーレを率いるチョ・ビョンス総監督は、素朴ながらも洗練されていて、自然を尊重する作品で有名な建築家。

    これまでのソウルビエンナーレにおいて、韓国の建築家が単独で総監督に委嘱されたのは初めてのこと。チョ・ビョンス総監督は、アメリカのハーバード大学など多くの海外大学の建築学科で教鞭をとった経験があり、今はBCHO Patnersの代表を務めている。

    「山道、水道、風道で構成されているソウルの伝統的な地理的環境と調和のとれた環境にやさしい密集都市ソウルの100年後を共に描いてみたい」という趣旨で、今回のテーマを「Land Architecture, Land Urbanism」に定めた。

    ソウル市は、ソウルビエンナーレとしては初めて「屋外空間」である「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」をメイン展示場に選定した。

    市は、3年以上続いたパンデミックが終息に向かっている今、疲れた体と心を回復し、新型コロナ以前の活気を取り戻すために、ソウルビエンナーレとしては初めて「屋外空間」である「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」をメインの展示場として選定。その他にもソウル都市建築展示館と市民庁でイベントを行う。

    松の木が豊で、昔は「ソルゴゲ(松の丘)」、「ソルジェ(松の嶺)」と呼ばれた松峴洞の敷地は、植民地支配の時期には朝鮮殖産銀行の社宅、戦後は米軍宿舎、米大使館の宿舎などで使われてきたため、1世紀以上高い壁に囲まれていた。中を覗いてみることすらできなかった敷地が110年ぶりに「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」として市民に公開される。

    一目で絶景を眺められる高さ12mの階段式造形物、テーマ館「ハヌルソ」が5月3日(水)にオープン式を終え、市民に公開された。

    北岳山、仁王山、南山と向き合っている松峴緑地広場にある「空と出会う場所」という意味の<ハヌルソ>は、ビエンナーレの開催前までには市民に開放され、ソウルの過去と現在、そして周りの景色が眺められる展望台として活用される。

    市民は、<ハヌルソ>でソウルの山・川・風・光がなす調和を理解すると同時に、階段を上りながらソウルの過去と現在、そして未来を順番に経験できる。

    今回のソウルビエンナーレの5つの展示(テーマ展、ソウル100年マスタープラン展、ゲストシティー展、グローバルスタジオ、現場プロジェクト)を通じて、海外の優秀建築賞の受賞者ユルゲン・ヘルマン・メイヤー、スノヘッタ、トーマス・ヘザーウィックをはじめとする国内外の100チーム余りが提案する環境にやさしい密集都市ソウルのマスタープランのアイデアが盛り込まれた作品や考え方に出会える。

    添付1 ソウルビエンナーレの概要

    ソウルビエンナーレの概要
    行事名 第4回 ソウル都市建築ビエンナーレ
    日程 2023年9月1日~10月29日
    場所 開かれた松峴緑地広場、ソウル都市建築展示館、市民庁および周辺一帯
    主催・主管 ソウル特別市
    企画・運営 ソウル特別市住宅政策室建築企画課(都市建築交流チーム)
    第4回ソウル都市建築ビエンナーレ運営委員会
    総監督および分野別キュレーター
    展示 テーマ展
    -テーマを説明する展示で一般市民も分かりやすく構成
    -場所: 開かれた松峴緑地広場、ソウル都市建築展示館
    100年ソウルマスタープラン展
    -ソウルの100年後を描くマスタープランを提案
    -場所:ソウル都市建築展示館
    ゲストシティー展
    -テーマ:海外都市の政策およびプロジェクトを紹介
    -場所:ソウル都市建築展示館、市民庁
    グローバルスタジオ
    -世界40余りの大学を招き、漢江の上部の活用・緑地をつなぐ方策を提案
    -場所: 開かれた松峴緑地広場
    現場プロジェクト
    -現場にパビリオンを設置・関連公演など体験型展示
    -場所: 開かれた松峴緑地広場
    添付2 関連イメージ

    関連イメージ
    チョ・ビョンス総監督 ⓒキム・ジェギョン ハヌルソ ⓒソウル市
    ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市
    ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市
    ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市
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