ソウル市は、ソーシャル・ディスタンシングのために営業が制限された小商工人たちを緊急支援するため、「前払式商品券」1,000億ウォンを2020年12月28日から発行する。これは同市の「ソーシャル・ディスタンシング」政策により、営業が制限された小商工人を支援する事業の一環である。
消費者への特典を増すため、最初に発表した額面価格は11万ウォンから10万ウォンに低め、割引率は9%から10%に高めた。これによって額面価格10万ウォンの商品券を10%割引された9万ウォンで購入できるだけでなく、加盟店では10%以上の割引も受けられる。「前払式商品券」の1人あたりの購入上限額は月30万ウォンで、民間企業も1,000万ウォンまで購入できる。
* 「前払式」とはどういう意味ですか?
ソーシャル・ディスタンシングによって営業に制限を受けた被害店舗でのみ使用できる商品券「前払式商品券」を使用することを前提に、被害店舗に前もって該当金額を支払うことです。
商品券が使用できる商店は、「ソーシャル・ディスタンシング」で営業が制限されたソウル市内の①カラオケ ②室内体育施設 ③飲食店・カフェ ④銭湯・サウナ ⑤ネットカフェ ⑥床屋・美容室 ⑦読書室・スタディカフェなど集まりや営業が制限されている店舗20万か所以上の店舗のうち、今回のキャンペーンに参加している店舗でのみ使用できる。
ソウル市はより大勢の市民がこの「前払式商品券」を使用できるよう、最初に発表した最小決済額を11万ウォンから10万ウォンに変更し、10万ウォン以上購入した商品券を使用しきれずに残額が残った場合、払戻しを申請すれば直ちに消費者に返す予定だ。例えば、10万ウォンの商品券を2種類購入し、15万ウォンを使用した場合、残額の5万ウォンの中からソウル市が寄与した5,000ウォン(10%)を差し引いた45,000ウォンを消費者に返すことになる。
「前払式商品券」を購入したい市民は、15個の決済アプリ(bizplayゼロペイ、CHECKPAY、MONEYTREE、Fint、PAYCO、Finnq、T money Pay、スルベセン、010ゼロペイ、All One Bank、ToU Bank、SUM Bank、IM#全北銀行、光州銀行)で購入できる。ただし、被害店舗の緊急資金支援のため、使用期限を2021年1月31日までとしている。
お問い合わせ:120茶山(ダサン)・コールセンター 02-120
ゼロペイお客様センター 1670-0582
前払式商品券 QnA
Q1. 前払式商品券が使用できる店舗は、何を見たらわかりますか?
スマートフォンのアプリ「Z-MAP」またはゼロペイモバイル商品券ホームページ(www.zeropaypoint.or.kr)で「前払式商品券」が使用できる店舗を検索できます。
Q2. 商品券の購入方法は?
以前に発行された「ソウルサラン商品券」の購入手続きと同じです。「前払式商品券」はbizplayゼロペイやCHECKPAYなど15個のアプリで購入できます。購入手続きの詳細については、ソウル市ホームページ(分野別情報-経済-公正経済-ゼロペイ-ソウルサラン商品券の利用方法)で確認できます。
Q3. 使用期限はいつまでですか?
使用期限は2021年1月31日までです。被害店舗の支援を目的とした商品券であるため、一般の商品券より使用期限を短くしています。したがって「前払式商品券」が使用できる店舗を前もって確認した上でご購入ください。ただし、2021年1月31日までに店舗にて商品券で前払いした場合、該当の金額を使い果たすまではいつでも使用できます。(ただし、各店舗で使用期限を決めている場合、その内容に従います)
Q4. 5万ウォンだけ購入できないでしょうか?
残念ながらそれはできません。最小決済額は10万ウォンですので、10万ウォン以上のみ購入できます。一般的な購入とは異なり、前払式なので決済金額を定めております、この点をご理解いただきますようお願いいたします。
Q5. 払い戻ししてもらうためには何か条件がありますか?
「前払式商品券」には払い戻しの際に特別な条件は必要ありません。一般的な商品券は80%以上使用した場合にのみ(2020年12月現在)残額を払い戻しています。しかし「前払式商品券」は10万ウォン券のみを販売しているという点を考慮し、払い戻しに関する条件を設定しませんでした。ただし、払い戻しの際には割引保全金を差し引いた金額を払い戻しします。
例1) 前払式商品券を30万ウォン購入して22万ウォンを使用した場合、
=> 残額の8万ウォンの中から割引保全金3万ウォンを差し引いた5万ウォンを払い戻しします。
例2) 前払式商品券を20万ウォン購入して11万ウォンを使用した場合、
=> 残額9万ウォンの中から割引保全金2万ウォンを差し引いた7万ウォンを払い戻しします。