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プレスリリース

  • 「21F/Wソウルファッションウィーク」472万回記録 YouTube57.4%が海外視聴

  • プレスリリース SMG 342
    • オンライン「21F/Wソウルファッションウィーク」Kカルチャーとファッションの融合で大反響の中、閉幕
    • YouTube視聴回数は前年比4.8倍、うち、57.4%は米・日・インドネシアなど海外からの視聴
    • VOGUEやForbesなど海外媒体から約100回報じられYouTubeやインスタのフォロワーも増加し、Kファッションへの関心も↑
    • 海外バイヤーと国内ブランド間で計784回の受注商談が行われ、世界的B2Bプラットフォームへの14ブランドの出店を支援
    • ソウルファッションウィークの模様はHPやNAVER TV、YouTubeから配信、秋シーズンは10月頃、開催予定

     ソウル市は、KカルチャーとKファッションを融合したオンライン・ファッションショー「2021F/Wソウルファッションウィーク」の視聴回数が開催1ヵ月で472万回を記録したと発表した。(4月21日現在、ストーリー編集映像・ライブコマース含む)  初のオンライン開催となった昨年の「2021S/Sソウルファッションウィーク」は107万回再生(ライブコマース46万人含む)を記録したが、今回の「2021F/Wソウルファッションウィーク」はさらにKカルチャーとの融合をはじめ、デザイナーやモデルたちのファッションストーリーを加えたことで472万回再生(ライブコマース16万人含む)を達成し、視聴する人の幅を広げたと評価されている。  特に、海外向けYouTubeチャンネルの視聴回数は昨年の4万8千人から今年、22万8千人と4.8倍に伸びているが、視聴者の半数以上に当たる57.4%はアメリカや日本、インドネシアなど海外からの視聴だった。また、VOGUEやForbesなど海外の主要な媒体から約100回に及び取り上げられたことから、Kファッションへの関心が国内を超え世界的に広まっていることがうかがえる。  こうした関心の高まりをKファッションの世界化につなげるべく、アパレル産業への支援も並行して行われた。海外バイヤーと国内のデザイナーを1対1でつなげる「オンライン受注商談会」では計784回に及ぶ商談が行われた。また、世界的B2Bオンラインプラットフォーム「renewblack」にソウルファッションウィークに参加した14ブランドを出店させるなど、海外進出の可能性を広げた。  ソウル市は、「21F/Wソウルファッションウィーク」はKファッションの新たな可能性を拓き、新型コロナウイルスの長期化により委縮する国内アパレル業界に有意義な変化をもたらしていると説明している。  「21F/Wソウルファッションウィーク」の特徴は、①オンラインならではの拡張性、②特別な場所で行われたランウェイ、③100%事前録画だからこそ実現できたハイレベルな映像美の3つに集約できる。  とりわけ、国立中央博物館と国立現代美術館を初めてランウェイの舞台として起用し、大きな注目を集めた。  麻(マ)浦(ポ)の文化備蓄基地や漢(ハン)江(ガン)一帯を背景に行われたランウェイは、優れた映像美でソウルの街の魅力を存分に生かし、Kファッションの競争力を世界的に知らしめたばかりかポストコロナ時代の観光の活性化にも効果が期待されている。  「21F/Wソウルファッションウィーク」では、ファッションショーはもちろん、ショーの臨場感をリアルに伝え、Kファッションへの理解を深めるために制作されたストーリー映像も注目を集めた。計6編の映像を制作し、418万の再生回数を記録した。BEYOND CLOSETのデザイナー、コ・テヨン氏をはじめ、モデルのカン・スンヒョン氏や音楽ユニットのLEENALCHIも出演し、ショーを盛り上げた。  1年で最も大きなファッション・イベントだけに、オンライン受注商談会や世界的プラットフォームへのソウルのデザイナーズブランドの進出、オンラインへの販路拡大に向けた取り組みも活発に行われた。  海外バイヤーとデザイナーによるオンライン受注商談会(3月24日から3月30日)は、103人の海外バイヤーと国内71ブランドが参加し、1ブランド当たり平均11回に及ぶ受注商談が行われた。(全784回)  これにより、欧米のバイヤー180人余りが登録している世界的有数のB2Bプラットフォーム「renewblack」にソウルコレクションに参加した14ブランドを進出させ、国内デザイナーの海外進出の可能性を高めている。  売上の減少により困難な状況に置かれているデザイナーを直ちに支援すべく、49ブランドを対象にライブコマースを計10回行い(3月29日から4月9日)、7200万ウォンの売上に貢献した。  「21F/Wソウルファッションウィーク」の模様はソウルファッションウィークのホームページ(http://www.seoulfashionweek.org)やYouTube(https://youtube.com/channel/UCGJ7KF84FFEvkiFqhYaedXQ)、NAVER TV(https://tv.naver.com/sfwofficial)からいつでも、どこでも閲覧できる。  「2021秋のソウルファッションウィーク」(2022S/Sソウルファッションウィーク)は10月頃、開催予定だ。ソウル市は、新型コロナウイルスの感染状況に応じて開催方法を決めるとしている。  ソウル市のキム・ウィスン経済政策室長は「ソウルファッションウィークはソウル市が国内アパレル産業の活性化のために行う支援を代表する事業」であるとしながら、「ソウルファッションウィークを通じて国内ファッションの存在感を高め、国内アパレル産業を活性化させる一方、これを通じてソウルの都市としての競争力を向上させられるよう取り組みたい」と語った。