ソウル市は10月22日(木)午後2時30分、温室ガス削減対策と市民の参加について話し合う「グリーンニューディール政策による2050温室ガス削減戦略樹立市民シンポジウム」を開催し、その内容をオンラインにて生中継した。
今回行われたシンポジウムは、2020年7月8日に発表した「グリーンニューディール政策の推進による2050温室ガス削減戦略」の後続措置で、シンポジウムで提示された市民の意見をまとめて詳細な実行計画に取り入れる予定だ。
シンポジウムは建物や輸送など温室ガス削減のための各部門の専門家が参加し、各部門の問題点や今後の展望について話し合った。ソウル市はシンポジウムに先立ち、グリーンニューディール政策の具体的な推進策など地域社会における市民の意見を収斂するため、前もって自治区別に会議またはオンラインアンケート調査を実施した。
その結果は6分野における各専門家のテーマ発表の後に紹介する。そして司会者が参加者とともに分野別グリーンニューディール政策に対する疑問点や質問に対応するとともに具体的な市民参加の方法などを提案する予定。
今回のシンポジウムは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市民が会場に入場する代わりにTBSテレビやYouTube「TBS市民の放送」を通じて生中継された。各参加者が発表した内容は、10月22日午後2時30分からソウル市ホームページ(
http://www.seoul.go.kr)にて確認できる。