「ソウルロ7017」がオープン2周年(2019年5月20日)を迎えた。オープン後、2年間で総計1,670万人(2019年4月30日現在)の人々が訪れたが、これは毎日平均2万人の人々が「ソウルロ7017」を訪れたことになる。またオープン当時、英国の大手日刊新聞紙「ガーディアン」、米CNNテレビ、英ファイナンシャル・タイムズ紙などで紹介されており、「ソウルロ7017」はすでに韓国だけでなく、世界の注目を浴びている。そこで文化体育観光部では「ソウルロ7017」を「2019-2020年韓国観光100選」に選定、さらに2018年8月にはニューヨーク・タイムズで「今すぐ行くべき旅行先100選」にも選定された。
「ソウルロ7017」には、ソウルで生育できる50科287種の各種植物を育てており、都会の中の庭園及び憩いの場としての役割を果たしている。実際に「ソウルロ7017」側で行ったアンケート調査では、訪問者のほとんどが休息や散歩をしに「ソウルロ7017」を訪ねていることがわかった。
ソウルロ7017はオープン当時から、地域産業支援を目的とした共生・協力体制を構築し、維持し続けている。地域商人と連携した広報活動をはじめ、地域住民によるイベント及びプログラムの支援、周辺地域に連結した庭園文化なども大きな役割を果たしている。
ソウルロ7017があるソウル駅周辺の店舗にも変化の風が吹いている。昔ながらのカーセンターや運転手食堂など古い店が立ち並んでいたマンリドン(万里洞)やチュンニムドン(中林洞)一帯には、最近、若いオーナーによるデザート、パブ、カフェなどお洒落でトレンディな店が次々にオープンしている。
「人のための道」というソウルロ7017のアイデンティティを反映した季節別の祭りやプログラムも一年中行われている。「道」をテーマにしたパレードやバスキングリレー公演、花の展示会やトークコンサート、ウォーキング大会など様々なイベントが行われる。また、ソウルロ学校やソウルロストーリー教室なども行われ、老若男女の幅広い年齢層がともに楽しめるプログラムも豊富である。
「ソウルロ7017」オープン2周年を迎え、2019年5月19日(日)14時~19時と5月21日(火)17時~21時には高架道路の上とマンリドン(萬里洞)広場にて市民マーケット、公演、市民トークショーなどのプログラムが盛りだくさん行われる「ソウルロストーリー」を開催する。その他にも、市民たちが無料で参加できる様々なイベントがあちこちで繰り広げられる。ソウルロオープン2周年記念イベント「ソウルロストーリー」及びプログラムに関する詳細は、ソウルロホームページ(
seoullo7017.seoul.go.kr)で確認できる。