– ソウル市、10月1日(木)から普信閣広場で観光客向けに体験プログラムを拡大
– ソウル市の代表的な歴史体験名物「普信閣常設打鐘行事」… 約1万8千人が打鐘に参加
– 外国人参加の拡大運営、伝統衣装をまとい写真撮影、1日打鐘体験「私は市民打鐘官」
□ ソウル市は、10月1日から普信(ボシン)閣の広場で、韓国人や外国人が共に参加する様々な体験型プログラムを運営する。「普信閣常設打鐘行事」は、徳寿宮(トクスグン)王宮守門将の交代式と共にソウル市を代表する歴史体験イベントだ。2006年から始まり、今年で8年目となる行事として、2015年9月までこのイベントに参加した韓国人や外国人の数はおよそ1万8千人に上る。
□ 10月1日から普信閣打鐘行事が韓国人だけでなく外国人観光客も一緒に参加することのできる行事に生まれ変わる。従来のソウル市民が中心となっていた打鐘行事から、月曜日を除けばいつでも予約なしで外国人観光客も午前11時40分から普信閣2階で普信閣の鐘をつくことができる行事になる。
□ 特に、普信閣の2階では伝統的な衣装を着ることができる服飾体験も今年から新しく用意しており、韓国固有の韓服(チマチョゴリ)や朝鮮時代の軍服を着て鐘の前で記念撮影をすることもできる。さらに、普信閣鐘の打鐘行事に参加する人の中から希望者を一人選び、打鐘を管理する兵士となる「一日打鐘官」体験コーナーを新設するなど、より一層充実した打鐘イベントとなっている。このコーナーは、打鐘行事への申込者の中から現場での受付を通じて参加できる。
□ その他にも、ソウル市徒歩解説観光と連携し、仁寺(インサ)洞コースを巡り、最後に普信閣に立ち寄り、普信閣の鐘の音とその響きを手で感じることができる機会を設ける予定だ。
□ 「普信閣常設打鐘行事」案内
○ 場 所 : 普信閣(鐘路(チョンノ)区鐘路54普信閣広場内)
○ 時 間 : 午前11:00~12:20
○ ホームページ案内 : ソウル市庁ホームページへアクセス→分野別情報→文化・観光→普信閣打鐘体験(http://sculture.seoul.go.kr/)
○ その他問い合わせは120茶山(タサン)コールセンターまたは普信閣内管理事務所 (T. 02-2133-0983)へ連絡
※ 但し、3.1節、8․15光復節、除夜の鐘などの記念打鐘行事および酷寒期、酷暑期は休業。毎週月曜日定休日、毎月第2、第4土曜日(青少年ボランティア活動)は除く。
「普信閣常設打鐘行事」日程表
時間 | 内容 | 備考 |
11:00~11:30 | 普信閣前の守衛儀式の観覧 | |
11:30~11:32 | 市民や外国人観光客は普信閣2階へ移動 | |
11:32~11:53 | 伝統衣装体験および記念撮影 | |
11:53~11:58 | 普信閣や鐘に関する文化遺産解説の実施(韓、英) | |
11:58~11:59 | 打鐘方法に関する案内および席の配置 | |
12:00~12:05 | 普信閣鐘の打鐘スタート | |
12:05~12:15 | 伝統衣装体験および記念撮影 | |
12:15~12:20 | 周辺整理およびプログラムの終了 | 問い合わせ:02-2133-0983(普信閣内管理事務所) |
※上記の行事は、 主催者側の都合によりイベント内容に変更が生じる場合がございます。
写真資料
伝統衣装体験の新設 | 「 一日打鐘官」コーナーの新設 |
普信閣の鐘の音を手で感じ、 響きが伝わると願いことをするイベント |
ソウル市の徒歩解説観光コースとの連携 |