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    韓日国際旅客船、2年ぶりに旅客運送を再開

    – 増加する旅行ニーズに備えて、コロナ禍によって停滞していた地域経済の活性化が期待される –
    海洋水産部(長官:チョ・スンファン(趙承煥))は、コロナ禍によって中断されていた韓日の国際旅客船の運航が、10月28日(金)から正常化されていると明かした。

    新型コロナ感染症の拡散によって、2020年3月から韓日国際旅客船の運航は制限されていた。貨物の運送は可能だったが、旅客運送は中断されていたのである。しかし、最近両国の観光ニーズが増加しており、旅客船の運航再開に対する要求が高まったことを受けて、中央防疫対策本部は10月25日(火)に関連機関と会議を開き、10月28日(金)から韓日旅客船運航の正常化を決定した。

    プサン(釜山)港、トンヘ(東海)港と日本の福岡、大阪、下関、対馬、舞鶴をつなぐ国際旅客航路が再開される。ただし、日本港湾の出入国手続きの準備によって、本格的な運航開始には時間がかかる見通しだ。現在まで、11月4日(金)に福岡を出港してプサン(釜山)港へ入港する旅客船の運航計画が決まっている。

    海洋水産部は、今回の韓日国際旅客船の運航正常化により、旅客船社の経営難の解消だけでなく、プサン(釜山)をはじめとする港湾周辺地域の観光産業に活性化がもたらされることを期待している。特に、11月5日(土)に予定されているプサン(釜山)花火祭りには、多くの日本人が訪れることが予想されている。

    なお、海洋水産部は、去る8月10日(水)からトンヘ(東海)港とロシアのウラジオストク港間の国際旅客船運航を正常化しており、約4千人の乗客がこの路線を利用した。韓中の旅客航路については、中国の防疫対策によって当分の間は旅客運送の再開が困難な見通しだが、海洋水産部は、中国側の動向を継続的に観察して、再開に備える計画だ。

    チョ・スンファン(趙承煥)海洋水産部長官は、「今回の韓日旅客運送の再開が、コロナ禍によって困難に直面している旅客船会社と地域経済に活力を吹き込むことを期待している」とし、「国際旅客船の安全と防疫に細心の注意を払って、韓日国際旅客船の運航再開に万全を期していきたい」と述べた。

    参考 関連写真

    プサン(釜山)港国際旅客ターミナル

    港国際旅客ターミナル

    国際旅客船

    旅客船