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  • 韓国縫製産業の中心地、チャンシンドン(昌信洞)に「縫製歴史館」開館

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    韓国縫製産業の中心地、チャンシンドン(昌信洞)に「縫製歴史館」開館

    ソウル市は、韓国縫製産業の中心地であると同時にソウルファッション産業のメッカ・トンデムン(東大門)の背後生産地であるチョンノ(鍾路)チャンシンドン(昌信洞)に縫製歴史館を開館する。
    # 1961年にピョンファ(平和)市場が誕生したことから、トンデムン(東大門)一帯には衣類産業集積地が築かれるようになり、そのトンデムン(東大門)から近いチャンシンドン(昌信洞)には小規模の分業化された縫製工場が立ち並ぶようになった。縫製産業は、「ハンガン(漢江)の奇跡」を可能にした基盤産業である。

    縫製歴史館は、縫製工場が密集していたチャンシンドン(昌信洞)の路地のはずれ、ナクサン(駱山)城郭近隣に地下1階・地上4階(延べ面積499.12㎡)規模で設立された。火~金曜日(休館日:月曜日、祝日)午前10時から18時まで開館し、誰でも無料で観覧できる。

    主な施設としては、▲縫製マスター記念館、▲縫製歴史館、▲ボタンショップ、▲縫製体験空間などがある。全ての施設は「バリアフリー環境(barrier-free)」でデザインされ、移動が困難な障がい者や高齢者も不便なく利用できる。

    まず、内部に入ると3階の「縫製マスター記念館」が目に留まる。30~40年間現場で働き、オリジナルな専門性を構築した縫製の匠を「縫製マスター」に選定して、彼等が作った製品と現場で経験した様々なストーリーを展示している空間だ。「ボタン」をテーマに、多彩なデザインのボタンを展示・販売している「ボタンショップ」(2階)、縫製技術を学びオリジナルの服を直接製作できる「縫製体験空間」(地下1階)も注目に値する。

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