エンデミック期への転換後、2023年8月に中国人の団体旅行が再開されたことを受けて、韓中観光市場で回復の兆しが見えている。そこで、ソウル市と駐韓中国大使館は21日(火)、韓中観光市場の早期回復と観光交流の活性化を図るための共同シンポジウムを開催し、健全な観光秩序の確立に向けて協力することを約束した。
このシンポジウムは、ソウル市と駐韓中国大使館が健全な観光環境づくりの重要性について意見を共にし、共同対応を模索したという点で大きな意味をもつと言える。さらに、 韓中観光交流2千万時代を早期に実現すべく、友好・協力関係をより一層深めるとともに、韓中両国を代表して積極的な役割を果たしていくことを約束した。
オ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、「韓・中の観光活性化を実現するためには、自由な文化と観光交流を拡大することが前提となる」とし、「今回のシンポジウムをきっかけに、互恵と善隣に基づいた韓国・中国の観光交流を拡大し、卓越した観光文化が定着するよう共に尽力していく」と語った。