DDP(東大門デザインプラザ)で、韓国‐オーストラリア修交60周年を記念して、「マリー・クーテ・アルファベット探検」展示が、6月4日(金)から7月4日(日)まで開催される。
マリー・クーテ・アルファベット探検には、オーストラリアを代表するイラストレーターマリー・クーテ(Maree Coote)のフォンティグラムを活用した作品が主に展示される。フォンティグラムとは、マリー・クーテが開発したイラスト技法で、アルファベットを造形的要素としてとらえ、動物・人・建築物のイメージをアルファベットを用いて描く方法だ。
マリー・クーテは、アルファベットで絵を描く技法「フォンティグラム」によって、約100人にのぼる世界的有名人や動物、都市の風景を新たな観点により描いている。この技法は、児童文学とデザインの最高の権威として知られるボローニャ・ラガッツィ賞を受賞したことによって世界中の人々に知られるようになり、独創的な芸術技法として認められるに至った。
特に、今回の展示はマリー・クーテの原画作品24点だけでなく、DDP展示のため韓国ではじめて公開される作品も展示され、すべて無料で鑑賞できる。
同時に、展示期間中に参加できる動物お絵描き、色塗り体験プログラムなどが常時実施される。また、週末には児童を対象にした家族参加型ワークショッププログラムも提供される予定だ。