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交通ニュース

  • 身軽に楽しむソウル旅行…キャリーケース配送サービス開始1周年、人気に後押しされサービス拡大へ

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,145
    • 6月のサービス利用者は前年同月比3.4倍増、累計利用数は7,400件に
    • 空港⟷地下鉄駅の双方向でキャリーケースを配送、外国人観光客の人気に後押しされ4カ所⟶7カ所に拡大
    • 配送受付窓口の拡大や組み合わせ料金プランのスタートなど、観光客に利便性を提供するために提携先と連携して継続的にサービス拡大
    ソウル交通公社が国内外の旅行者の利便性を図るために昨年新たに立ち上げたキャリーケース配送サービス(以下、「トタケベ」)が1周年を迎えた。トタケベは、観光客の重いキャリーケースをソウル市内の地下鉄駅や空港に当日配送するサービスだ。 サービス開始から1年間の利用状況を分析した結果、6月の利用客は前年同月比3.4倍に増加した。累計利用数は7,400件で、このうち外国人観光客の割合は70%に達するなど、安定成長を続けている。

    キャリーケース配送の利用件数3.4倍増(270件→917件)

    このような流れを受け、ソウル交通公社は今年4月、キャリーケースの保管・配送受付窓口の「T-Luggage」を従来の4カ所(ソウル駅/ホンデイプク駅/ミョンドン駅/キンポゴンハン駅)に3カ所(チョンノ3ガ駅/スソ駅/チャムシル駅)を加え、計7カ所に拡大した。

    なお、観光客に利便性とコスパの良さを提供するため、キャリーケース配送サービス(往復2回)と無制限の手荷物保管サービスを組み合わせた「トタパス」を4月に展開している。この組み合わせで利用すると、配送と保管サービスをそれぞれ利用するケースより、最大30%の割引効果が得られる。

    さらに、サービス利用の利便性も高くなった。従来のオフライン受付窓口(T-Luggage)とホームページ(www.tluggage.co.kr) に加え、手荷物預かりアプリ(トタロッカー) でもサービスが利用できるように改善された。また、グローバル旅行代理店(OTA)のCreatrip(www.creatrip.co.kr)と提携し、外国人観光客向けの海外販売チャネルも追加した。

    ソウル交通公社は今後もキャリーケース配送サービスを拡大し続ける方針だ。

    ▲主要駅構内の受付窓口(T-Luggage、ソウル交通公社)

    ▲T-Luggageを利用するために待っている人々