ソウル市所在の大学(院)に在学中の外国人留学生で構成された第2期ボランティア団が、2月から本格的に活動を開始します。
ソウル市の第2期留学生ボランティア団に参加するのは、米国やブルネイ、フィンランド、モロッコなど18の国の留学生28人です。
ソウル市の留学生ボランティア団は、持続可能で組織化されたボランティア活動を遂行するために、各期ごとに全員新規・少数選抜して運営しており、運営スタッフを構成してボランティア活動の内容を自分たちで考えて活動させることで、満足感とやりがいを感じてもらおうというものです。
ボランティア団はオンライン指導プログラムを通じ、6カ月にわたって島の村(白翎島と全羅南道の荏子島)などの小学生たちに外国語学習指導や異文化理解に関する授業などを実施する予定です。離島の教育機会の格差解消に貢献するとともに、韓国人と外国人が互いのいろいろな文化を学んで理解する機会を提供することで、教育を受ける側もボランティアを提供する側も満足する活動にすることが狙いです。
ソウル市の留学生ボランティア団は、「ソウル市ボランティアセンター・ボランティア団」及び「kt大学生ボランティア団」と連携し、3カ月に1回、合同でボランティア活動を実施、韓国人と外国人の合同ボランティア活動のモデルを提示していく計画です。
また、ボランティア団には、ソウル市に対する理解を高めるために、ソウル市が運営する様々な施設を自分の目で見て体験する機会も与えられます。ハンガン(漢江)PR船に乗って体験する「漢江の奇跡」のリアルな現場、世界が認めるソウル市の水道水「アリス」を製造・供給するアリス浄水センター、韓国の伝統文化を見て体験できるプクチョン(北村)韓屋村で、ソウル市と韓国の文化に対する理解の幅を広げることができます。
一方、ktは第2期ボランティア団28人に1人当たり250万ウォン(総額7千万ウォン)、年間60人に総額1億5千万ウォンの奨学金を支給する計画です。