ソウル市所在の大学(院)に在学中の外国人留学生で構成された「第2期ソウル市留学生ボランティア団を12月5日から募集します。定員は30人で、書類・面接審査を経て1月14日に最終合格者が選ばれます。申し込みを希望する留学生は、12月17日までに申請書類(ソウル・グローバルセンター:http://global.seoul.go.kr)を作成し、iti1245@seoul.go.kr。まで電子メールでお送りください。
ソウル市留学生ボランティア団は、モンゴルやロシア、ネパールなど世界28カ国、50人のメンバーで構成された第1期のメンバーが7月に活動を開始し、12月に終了します。
ソウル市所在の地域児童センターの子どもたちや全羅南道のイムジャ(荏子)島の小学生を対象に外国語指導や文化理解授業などを行うほか、ヨンサン(龍山)区トンジャ(東子)洞の長屋街の壁画描きなど様々な地域と対象でボランティア活動を展開してきました。また、韓国人と外国人それぞれの多様な文化を学んで理解し合う機会を提供し、ボランティア活動をする人も受ける人も満足する活動だと評価されています。
一方、ソウル市と民間企業のKTは、分かち合いの好循環と人材育成のために連携することで合意し、KTはボランティア団1人当たり250万ウォン、総額7500万ウォンの奨学金を支給する計画です。ボランティア団は、KTのオンライン・メントリング・プラットフォーム「ドリームスクール」を通じ、イムジャ(荏子)島とぺンリョン(白翎)島の子どもたちに6カ月にわたって外国語指導や文化理解授業などオン・オフライン指導を行う予定です。
ソウル市は、韓国人・外国人大学生が互いに交流・協力し、疎外されている人々のための多様なボランティア活動を発掘・実施することで、留学生が韓国社会の構成員として連帯感とやりがいを感じる良い機会になるものと期待しています。
< 第1期ソウル市留学生ボランティア団の活動の様子 >