1. 歴史と未来をつなぐ100回記念体育大会 第一、過去100年と未来をつないで韓国を一つにする体育大会を開催する。大会の趣旨に合わせて、全国体育大会初の全国17市・道及びソウル市25自治区を巡る聖火リレーを実施する。総距離2,019kmをソウル市民、スポーツスター、独立有功者の子孫など社会の各界各層から1,100人が聖火ランナーとして参加する。 2. 市民の力でつくる市民参加体育大会 第二、市民の力でつくる市民参加体育大会を開催する。全国体育大会開催以来、史上最多の7,777人のボランティアが参加する。また同市では、競技の観覧・応援、広報活動、準備・案内キャンペーンなどを担当する「市民サポーターズ」10,000人を募集している。さらに全国体育大会期間中には、韓国に居住している外国人や多文化家族が参加する番外イベント「韓国居住外国人体育大会」も行われる。 3. 真心のこもった歓迎で全国民が感動する体育大会 第三、真心のこもった歓迎で全国民が感動する体育大会を開催する。39,000人余りの選手団が迅速に移動できるようバス・レンタカー・乗用車など計3,714台の車両を準備した。また、15か国から参加する1,111人の海外同胞選手団のため、ソウル市チュン(中)区所在の15か所のホテル(客室数:510)に選手たちの部屋割りを済ませた。 4. オンライン・オフラインによる広報効果で国民の共感と参加を誘導 第四、オンライン・オフラインの広報も強化する。2019年10月、バーチャル・リアリティ(VR)、人工知能(AI)などのICT技術で全国体育大会の各競技が体験できる「全国体育大会ICT体験館」をチャムシル(蚕室)総合運動場に設ける。 5. 経済的な体育大会を目標にした競技場の確保及び改修・補修 第五、経済的な大会を推進するため、競技場を新築する代わりにチャンチュン(奨忠)体育館、チャムシル(蚕室)学生体育館、オリンピック体操競技場などソウル市内及び他地域の競技場84か所で競技が行われる。競技場及び施設の安全点検は6月末から8月まで外部の専門家及び関連機関が合同で2度行い、市民が安心して楽しめる環境を構築する。