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福祉/健康/安全ニュース

  • 発達障がい者の職場と憩いの場を兼ね揃える幸福プラスセンター

  • ソウル市総合ニュース SMG 2,860

    全国初である成人の発達障がい者のための「幸福プラス発達障がい者センター」をオープンしてから1年が経ち、発達障がい者の職場と憩いの場としての二つの役割を果たすために支援している。

    2015年2月に開設した「幸福プラス発達障がい者センター」の障がい者職業訓練施設や生涯教育プログラム、一時保護サービスなどの1年間の利用実績を調べた結果、利用人数が313人、利用回数が2,819回に達した。

    大きくない施設にもかかわらず、こんなにも多くの障がい者が利用することができた理由は、センターの建設前に5回にわたる専門家や障がい者の保護者らとのヒアリングを通じて、生涯教育や一時保護などの他施設と差別化されたサービスの利用需要を把握し、業務を設定したからと見ている。

    1階の「幸福プラス保護作業場」では、発達障がい者が農産物生産の労働者や訓練生として働いている。農産物を生産する全過程に発達障がい者たちは参加することができ、感情や社会性の面でも発達障がい者の職務に適している。

    2階の「自立支援専門センター」では発達障がい者の生涯教育の他に、親の教育である“障がい者の未来生涯計画”では発達障がい者の親たちがどのようなことを準備すべきか、住居、法律、所得、余暇文化などをテーマにして授業を進行する。

    3階の「短期居住施設」では発達障がい者の保護者が出張や入院、慶弔などで障がい者の一時ケアが必要な場合、1回最大5日間、年間30日まで24時間サービスを提供する。

    ソウル市の発達障がい者数は29,474人(2015年12月基準)で、全体の障がい者の約7.5%の割合を占めている。今年は発達障がい者権利保障及び支援に関する法律施行に伴い、ソウル市の発達障がい者支援政策も強化され、地域の発達障がい者支援センターが1カ所と生涯教育センターを3ヵ所設置する予定である。

    発達障がい者支援センター
    プログラムルーム 休憩室及び食堂
    緊急ケア(短期居住)
    リビング 部屋内部