冠岳区環境美化員休憩室現場スケッチ
日付:2011年11月2日 場所:冠岳(クァナク)区・環境美化員休憩室
ソウル市民のために昼夜を問わず働く方々は、私たちが思っているよりはるかに大勢いらっしゃいます。それこそ縁の下の力持ちで、陰で黙々と仕事されている方です。そのような方々に勇気を持って幸せに働いていただけるよう、サポートすることは非常に重要だと思います。
環境美化員(清掃員)の皆さんもその一人です。まさに、朝の扉を開ける人です。環境美化員の皆さんが抱える日ごろのご苦労について、本日聞かせてもらうことができました。街がゴミであふれている中で、どのように分別回収を強化し、どのように環境美化員の皆さんの労働強度を下げるかが悩みです。そのご苦労に見合った待遇を受けられるようにしなければなりません。
「その答えは現場にある」と信じています。本日、現場を直接自分の目で見て現状をしっかり把握できましたし、環境美化員の皆さんが感じる苦しみは、対策を講じて政策に反映します。短い時間ですが、こうやって現場を歩き回り、コミュニケーションをとることによって信頼関係を築けていけば、ゴミ関連政策の発展も期待できると思います。
この場には本部長も出席されていますが、環境美化員の皆さんがおっしゃったことはどんなに小さなことでも全部まとめて伝えてくださいます。職員の方々の情熱には非常に感心させられます。このように一つずつ解決していけば、私が望む、市民が中心となる行政になれるのではないかと確信しています。
私がここに来たことで皆様のお役に立てるかどうかはわかりません。しかし、環境美化員の方々はご苦労も多く、それに見合った待遇もきちんと受けられない中で、巨大都市ソウルのために、市民がきれいな環境の中で暮らせるよう、日々汗を流されているということを承知しております。希望を失わず頑張ってください。私だけでなく市民たちも皆さんのご労苦にはいつも感謝していると思います。一朝一夕にはできないかもしれませんが、一つひとつ着実に解決してまいります。