ソウル市は、照明エネルギー消費量の多い24時間営業施設を対象に、エネルギー効率改善事業を集中的に推進する計画を明らかにした。
同市は、エネルギー危機に積極的に対応するため、エネルギー消費の58%を占める建物部門のエネルギー需要の削減を目標とし、照明エネルギー消費量の多い24時間営業施設に対するエネルギー効率改善事業を集中的に推進している。
同市は、24時間営業のファーストフード店などを対象に、初期投資費用をかけずに、まずは省エネ施設(高効率LEDとの交換など)を無料で設置した後、節約できたエネルギー使用料から初期投資額を回収するというESCO事業を拡大・推進している。
高効率LED照明と交換するなど、エネルギー効率化事業(BRP)に参加したファーストフード店や駅舎など照明エネルギー消費量の多い24時間運営施設からは、エネルギー使用料が節約できるなどの好評を得ている。また投資額の回収期間が短く、事業価値が高いことから各企業からの関心が高まっている。