二村漢江公園の漢江大橋の展望カフェ「織女カフェ」が、漢江を始め夜景、夕焼け、ノドゥル島、汝矣島、63ビルなどを眺められる世界初の橋上の「展望ホテル」に生まれ変わる。7月16日(火)にオープンを控えている。
ソウル市が、「グレート漢江プロジェクト」と「漢江水上活性化総合計画」の一環として、橋の上の展望カフェをリノベーションし、再活性化すると発表した。
「展望ホテル」(ソウル特別市麻浦区讓寧路495、漢江大橋上部)は、ベッドルームとリビングルーム、風呂付きで、面積144.13㎡の割と広く、最大4人が宿泊できる。ベッドの隣の2つの壁全体が窓ガラスで、リビングルームは壁と天井が窓ガラスになっている。風呂にも1つの窓があり、どこにいても漢江の美しい景色が楽しめる。
市は、オープン初日にソウル市民が無料で1泊を過ごせる「無料宿泊イベント」を開催する。28日(火)展望ホテルオープン前に開かれる「事前PRイベント」で第1号の宿泊者を発表する。
グローバル宿泊プラットフォームairbnbと連携して開催される「事前PRイベント」には、オ・セフン市長、airbnbのCBO、ソウル市議員が参加する。
無料宿泊イベントは、22日(水)までソウル市ホームページ(https://mediahub.seoul.go.kr/missions/2000164)で受け付ける。ソウル市民であれば誰もが参加でき、「家族への愛や友達との友情」に関する感動的なエピソードを1千字前後で提出して申し込みできる。
なお、市は展望カフェの低い利用率の原因を分析し、運営方法も改善した。市は、民間委託受託者を公募し、今年の4月、展望ホテルの運営者としてラマダホテル、ミリトピアホテルを始め、数多くのホテル運営を通じて、経験とノウハウを持っている(株)サンハHMを選定し、委受託協約を締結した。
ソウル市のジュ・ヨンテ未来漢江本部長は、「世界に誇る素敵な景色の漢江で、世界初の橋上の『展望ホテル』を建てた。漢江の橋に初めて建てられるホテルであるだけに、第1号の宿泊者はソウル市民になっていただきたい。無料宿泊イベントに多くの市民が参加していただければと思う」とし、「ソウル市は、国内外の観光客が漢江の魅力を体感できるように、これからも漢江のあらゆる施設を活性化していきたい」と述べた。