ソウル市は2011年末、漢江公園(ハンガンゴンウォン)・広津橋(クァンジンギョ)8番街において、ロマンチックで楽しい一時が過ごせる展示会や音楽会を開くことにした。
まず、12月16日から2012年1月8日まで、「自画自賛会」による展覧会が開かれる。ただならぬ実力を示す絵が多いが、有名作家によるものではない。京畿道地域小学校教師の美術同好会が数年間描き溜められたものを発表する展覧会である。
また、クリスマスと年末、特別な誰かといっしょに過ごす人々のために、オリジナル・サウンドトラックやジャズの演奏会、7080(70、80年代)コンサート、声楽公演など、様々なコンサートが開かれる。
映画、ドラマ、アニメのオリジナル・サウンドトラック・コンサートは12月23日19:30から21:00まで開かれる。演奏する「クロスト・アンサンブル」はNAVERの会員制掲示板「オリジナル・サウンドトラック音楽演奏アンサンブル連合」のプロジェクトグループとして名高く、オリジナル・サウンドトラックを演奏することで活動を開始した。
12月24日、18:00から19:30までジャズに酔いしれることもできる。ジャズを愛する「ジャズマニア」による連合公演「ジャズ・オン・ザ・ブリッジ」が漢江に響き渡る。
家族連れが思い出に浸る「竜馬山やまびこ」による7080コンサートが12月25日17:00~19:00に開かれる。「漢江、思い出の旅」コンサートは70、80年代文化のキーワードだったフォークソングを介して、制服世代の思い出、ロマン、ときめき、郷愁が呼び起こされる公演になるはずである。
イタリア歌曲の美しいメロディーが堪能できる公演も開かれる。12月31日17:00~18:30、テノールのソン・ヒョンビンがイタリア浪漫主義音楽を代表するロッシーニの歌を歌う。
漢江を代表する文化空間「広津橋8番街」では週末には定期的にジャズ、クラシックコンサートが開かれている。橋脚下部の展望台で、入場の定員が決まっているので、ホームページ(
http://www.riverview8.co.kr)から予約すると確実にコンサートを聴くことができる。
詳しくは漢江事業本部ホームページ(
http://hangang.seoul.go.kr)を参照していただくか、広津橋8番街(☎02-476-0722)、または漢江事業本部(☎02-3780-0796)にまでお問い合わせいただきたい。