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プレスリリース

  • 漢江バス、「安全最優先」5カ月のテスト運航、来年3月に正式運航開始

  • プレスリリース SMG 149
    • 10月、漢江に2隻の船舶の就航を皮切りに、年末まで8隻を順次導入
    • 漢江バス·運航における安全と安定的な運営体制の確保のために、十分なテスト運航を推進
    • 船舶、施設、設備検証、人材トレーニング、航路検証、避難訓練、テスト運航など、段階別テスト
    • 漢江の新しい水上公共交通の名称は「漢江バス」、ロゴ·デザイン公開

    ソウル市は、漢江リバーバスの公式名称を「漢江バス」と決め、漢江バスのロゴと船舶·船着き場のデザインを発表した。

    市は、これまで事業推進過程で使っていた「漢江リバーバス」の代わりに、漢江の新しい水上公共交通を代表する名前を選定するために、5月13日(月)から5月22日(水)まで市民公募と2回にわたる審査を経て、最終的に「漢江バス」と決めた。「漢江」という空間と公共交通の代名詞である「バス」を組み合わせ、誰もが分かりやすく、漢江で·運航される水上交通バスをそのまま表現した「漢江バス」が選ばれたと発表した。

    また、市は「漢江バス」の公式ロゴも公開した。「漢江+船+川+コミュニティ」のシンボルを結合したデザインで、視覚言語を組み合わせたと説明した。

    漢江 川 / 流れ コミュニティ / 信頼

    <10月、漢江に2隻の船舶の就航を皮切りに、年末まで8隻を順次導入>

    ソウル市は、2月のリバーバスの運営計画発表後、船舶の建造、船着き場の建設、アクセス性の改善、公共交通システムの導入など、様々な推進事項を、2週間に1回開かれる全ての関係者が参加する工程点検会議で綿密に点検しながら積極的に進めていると発表した。

    船舶は、今年10月に2隻の漢江就航を皮切りに、11月に2隻、12月に4隻の建造が完了し、年末までに計8隻船舶が漢江に到着する予定。船着き場は、10月に4カ所(麻谷、汝矣島、玉水、蚕室)、11月には3カ所(望遠、蚕院、トゥクソム)における外部工事を完了し、年末まで全ての船着き場のインテリア工事まで終わらせる計画だ。

    市は、アクセス性を改善するために、バス路線の新設·調整、タルンイ連携などに必要な関連機関との協議を終え、関連工事を推進している。乗り換え割引と気候同行カードの適用、Tマネー端末の設置など、公共交通乗り換えシステムも漢江バスの·運航開始日程に合わせて進めていると発表した。

    <漢江の特徴を反映した船舶·船着き場デザインを公開、漢江の新しいシンボルとして期待>

    また、市は昨年末から今年6月まで公共デザイン審議を経て最終的に選定された船舶と船着き場のデザインも公開した。

    船舶の外形は、速度の向上および航走波の影響を最小化するための双胴船びの形態を基本形態とし、燃料の効率を考慮し、流線形にした。また、潜水橋の下を安全に通過できるように、船舶の高さをデザインした。

    船舶の色は、季節、天気、日出、夕焼けなど、美しい漢江の色と光を投影できる白をベースに、清涼感たっぷりの青を入れた。裏面には斜線のグラデーションを適用し、漢江水面のさざなみと水勢を象徴的に表現した。

    船着き場のデザインも公開された。船着き場は、需要と背後の漢江公園の特性を考慮し、1階タイプと2階タイプの2つの計画があったが、麻谷、玉水は1階タイプ、望遠、汝矣島、蚕院、トゥクソム、蚕室は2階タイプになった。船着き場には、待合室の他にも、コンビニ、カフェ、飲食店、お手洗いなどの施設も配置される。特に2つのタイプいずれも屋上の空間は、漢江バスの乗客だけでなく、全ての市民が利用できるオープンスペースであり、イベントも開催でき、漢江の美しい景色を眺められるため、市民に愛される空間になると期待されていると述べた。

    船着き場のデザインは、漢江の水平的なイメージを反映し、モダンなデザインのシンプルさをコンセプトにし、建築物に水平的な要素を反映し、漢江の景色との調和を図った。なお、季節と時間帯によって照度と輝度が多彩に変化する照明を導入し、船着き場が単なるファシリティーズを超え漢江の特化空間に定着すると期待している。

    <漢江バス·運航における安全と安定的な運営体制の確保のために、十分なテスト運航を推進>

    市は、船舶と船着き場の順次導入と同時に、「漢江バス」が正式に·運航する前に、安全性と安定的な運営に向け、十分な期間を確保し、テスト運航を実施すると発表した。

    「漢江バス」は、 麻谷から蚕室まで、7つの船着き場を平日は68回、週末·祝日48回運航する計画で、潜水橋や 漢南大橋のように径間長が狭い橋を含め、計17の漢江の橋を1日816~1,156回通る。また、漢江は、潮の満ち引きや冬場の突風もあるため、安心安全な運航のために十分な準備が求められる。

    <船舶·施設·設備検証、人材トレーニング、航路検証、避難訓練、テスト運航など、段階別テスト>

    そのため、市は、①船舶及び施設·設備の検証、②人材トレーニング、③航路検証、④避難訓練、⑤テスト運航など、5つの事項に関する段階別テストを行い、漢江バスが正式に·運航する際の安全性や運営効率性を確保する計画だ。

    ソウル市の未来漢江本部長は、「ついに新しい水上公共交通である漢江バスが10月に就航する。漢江バスという名称とロゴ、漢江と調和する船舶と船着き場のデザインにより、漢江バスが市民と観光客に愛されるブランドになれば幸いだ」とし、「安全で安定的な運営に向けて、船舶、施設および設備などの検証はもちろん、運航人材のトレーニングを十分なテスト運航を通じて徹底的に準備し、ソウル市民が来年3月に初めて導入される漢江バスを安心して便利に利用できるように満を持して準備する」と述べた。