ソウル市は、現在太平路(テピョンノ)にある徳寿宮(トクスグン)の正門前で1日3回実施されている「王宮守門将交代儀式再現行事」で、馬2頭が登場する「騎馬隊巡邏行列」が、4月5日から10月末までの毎週火曜日午前11時に行われる。
ソウル市は、今年の「騎馬隊巡邏行列」が、ソウル地方警察庁による騎馬隊(馬2頭)のサポートにより可能になったことを明らかにし、これをきっかけに、「王宮守門将交代儀式再現行事」が韓国・海外の観光客に新たな見どころを提供し、さらには韓国の伝統文化・観光イベントを韓国・海外に広くアピールするという効果をもたらすと見ている。
騎馬隊を先頭にした巡邏行列は、徳寿宮の大漢門(テハンムン)をスタート→ソウル広場→清渓(チョンゲ)広場→広通橋(クァントンギョ)→普信閣(ポシンガク)の順に到着、打鐘の時間(12:00)に合わせて打鐘イベントに参加する。
また、イベントと同時に、リニューアルした「伝統衣装体験ブース」も楽しめる。伝統家屋の形をした「伝統衣装体験ブース」は、瓦模様の屋根と土塀模様の壁など、徳寿宮の古風な感じと調和するように製作され、観光客の訪問を待っている。
伝統衣装体験は誰でも無料で可能で、午前11時、午後2時、午後3時30分の3回行われる。