ソウル光化門(クァンファムン)広場を守ってきた李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像が建立42年目にして初めて、大々的な修理に入ります。
現在、李舜臣将軍の銅像は、脊椎といえる縦の支えがなく、鉄でできた横の支えも腐食がかなり進んでいるほか、銅像の内外にひびや錆、くぼみなどがあるなど、修理が急がれている状況です。
このため今回の作業は、鉄の支えを腐食しにくいステンレス素材に取り替え、くぼんでいる部分や銅像の表面を修理するなど、亀裂、腐食、くぼみなどの補修に焦点を合わせて行われます。
補修作業は12月22日までの約40日間にわたって行われる予定で、専門彫刻家協会の中で青銅鋳物制作に携わった経験が豊富な専門家3人がその全過程を監理します。
大規模な修理のため、李舜臣将軍は11月14日に利川(イチョン)にある補修工場に移されました。一方、ソウル市は李舜臣将軍像が立っていた場所に将軍像の写真が印刷された幕を、また亀甲船があった場所にはLEDスクリーンを設置する予定です。