朴元淳(パク・ウォンスン)市長は12月14日午前8時30分、ソウル市庁7階の市長室において、アントニオ・ビヤライゴーサ (Antonio Villaraigosa)ロサンゼルス(LA)市長に会って、両都市間の投資および経済協力の方法について意見交換を行った。
12月4日から11日間、韓・中・日の東北アジア3カ国を訪問したビヤライゴーサ市長は、13日と14日の二日間ソウルを訪れ、ロサンゼルス地域への投資を増大し、観光客を誘致するための戦略的な投資誘致マーケティングを行った。
この日の面談で朴市長は「最近、韓米は以前とは異なった21世紀の安保環境と未来の需要に積極的に対応するため、共同の価値と信頼に基づき、未来志向の関係発展を図っている」とし、「従来の安保レベルの協力を超え、経済・社会・文化・民間団体などへと、協力の範囲を広げていく一方、地域と世界の平和や繁栄にも貢献できるよう、両国の関係を発展させていきたい」と述べた。
ビヤライゴーサ市長はロサンゼルス地域への投資を増大するため、韓国の優良企業をロサンゼルスに誘致し、LA港を介した製品とサービスの輸出入を増大させる方法について意見を述べた。
会談の最後に朴市長は「ソウル市とLA市は2006年、友好都市協約を締結し、昨年には『大気改善と温室ガスの削減のための電気自動車普及のための了解覚書』を締結するなど、環境分野における戦略的協力関係を構築している」とし、「協定締結や単なる交流事業に留まるのではなく、実質的にネットワークを活性化させ、両都市の認知度と高感度をアップさせる」ことを提案した。