朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は1月29日(火)、新庁舎6階にある執務室で、ノーベル平和賞受賞者であり、またミャンマー民主化運動の象徴でもあるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏と 「スルモフェスティバル」。
この席で朴市長は、アウン・サン・スー・チー氏と市政全分野にわたる人権問題について論議するとともに、ソウル・ヤンゴン間の都市開発分野の協力および市民参加の行政などについて歓談を交わした。
これに先立ちソウル市は、市次元の人権センターの役割を統括する革新企画官傘下の人権担当官を新設し、人権基本条例の制定を推進するとともに人権委員会を立ち上げるなど、市政全分野において「市民人権」を反映して実現するために努力している。また3人の民間専門家によって構成された「市民人権保護官」も地方自治体で初めて運営し始めた。
また同市は、2012年9月に行われたヤンゴン市長ソウル市政見学後、アウン・サン・スー・チー氏の故郷であるヤンゴン市と都市開発の経験共有を積極的に推進しており、今回の面談を契機に、今後の両都市間の交流に拍車がかかると期待している。