2016年1月20日∼23日スイス・ダボスで開かれる世界最大のブレーンストーミング会議である第46回世界経済フォーラム(World Economic Forum)年次総会「ダボス会議」にパク・ウォンスン市長が参加して、行政革新およびガバナンスなど、ソウルの行政革新を世界の舞台で説明する予定である。
今回のダボス会議には、パク・ウォンスン市長の他にも、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)カナダ首相、ジョー・バイデン(Joe Biden)米副大統領、クリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde) 国際通貨基金(IMF)専務理事など、世界40ヶ国の首脳および約2,500人の政府‧企業‧学会の代表が参加する。
第46回ダボス会議テーマは、「第4次産業革命の理解(Mastering the Fourth Industrial Revolution)」で、デジタル時代への変化が我が社会に及ぼす影響について議論が行われる。
パク・ウォンスン市長は20日~21日の両日間、合計4セッション(▴都市内の革新の促進▴インフラおよび都市開発に関するリーダ会議▴リーダーとの出会い▴都市の魂)に公式参加する。
パク・ウォンスン市長は「都市内の革新の促進」、「インフラおよび都市開発に関するリーダ会議」、「都市の魂」の3セッションでの特別発言を通じて、30億件の通話量によるビッグデータから誕生した深夜専用の「フクロウバス」、市民ガバナンスでたてた「2030ソウルプラン」など、第4次産業革命の流れが適用されたソウル市の優秀行政革新事例を紹介する。
さらに、2∼30代の若い企業家、市民運動家などで構成された、ダボス会議のイニシアチブのひとつであるグローバルシェイパーズ(Global Shaper)が主催する「リーダーとの出会い(Meet the leaders)」セッションに招待され参加する。このセッションはメンターとなる世界各分野のリーダーたちを招待して自由な雰囲気の中で意見交換を行う場所である。
それとともにパク・ウォンスン市長はUNESCOのイリナ・ボコヴァ(Irina Georgieva Bokova)事務局長、OECDのアンヘル・グリア(Angel Gurria)事務総長、シュナイダーエレクトリックのCEOジャン-パスカル・トリコワ(Jean-Pascal Tricoire)氏など、フォーラムに参加した政・官・財界の主要人物との個別面談を通じて、ソウル市の国際的な地位およびグローバルネットワークの強化、そして協力の可能性を模索する予定である。
特に、パク・ウォンスン市長は今回のダボス会議では随行員を連れずに単独でセッションに参加し、現場で「ダボス特派員」になって、ツイッター、フェイスブックなどの自分のSNSを通じて、直接市民に生き生きした現場のことを伝えるという計画である。
パク・ウォンスン市長は「今回のダボス会議の主題である第4次産業革命はすでに進行されている巨大な変化の流れであり、ソウル市もその流れを先導して第4次行政革命を作っていけるように、様々な政策を展開していきたい」といいながら、「ソウル市長であり、ダボス特派員として現場でたくさんのことを学んで感じて、そして市民の皆様に生き生きとした情報を伝えたいと思いますので、是非期待していてください。」といった。