ソウル市と日本旅行業協会は積極的な協力を約束し、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は日本旅行業界関係者らを激励した。
これは、2月5日に市長執務室で行われた、日本旅行業協会会長の菊間潤吾(きくま じゅんご)氏との対談においてなされたものである。2月4日から7日まで訪韓している、日本旅行業協会の役員らの提案によって推進された。この対談では、このところ減少している訪韓日本人観光客の誘致方法をはじめ、日本とソウルとの間の観光交流拡大のための方策、日韓両国間の交流の活性化などについて話し合いがなされた。
1959年に設立された日本旅行業協会は、現在会員企業数2,314社にのぼる日本最大の旅行業連合団体である。旅行関連従事者研修、調査研究、国際交流促進などを目的に運営されている非営利団体である。
ソウル市は、2012年9月以降の、日韓関係の悪化や円安などによる日本人観光客の急減に対処するため、2013年12月10日に、旅行業界聴策ワークショップを開催した。その後に行われた今回の対談で、ソウル市と日本旅行業協会は共同で日本人観光客を対象とした特別観光商品を企画し、積極的に協力を行うことを約束した。