これまで地下鉄の最終電車以降から朝方まで交通手段がなくて不便だという苦情が少なくありませんでした。特に夜12時過ぎまで残業して帰る会社員や夜間に勤務する人々の場合、本当に不便だったと思います。そこでソウル市は、午前0時から午前5時30分までの間、30分間隔で深夜バスを運行することに決めました。
まず今年の5月から2つの路線で試験的に運行し、その後7月には8つの路線まで拡大する計画を立てています。 5月から試験運行する区間は▲江西(カンソ)~弘大(ホンデ)~新村(シンチョン)~鐘路(チョンノ)~清凉里(チョンニャンニ)~忘憂路(マンウロ)~中浪(チュンナン)、▲津寛(チングァン)~独立門(トンニンムン)~鐘路~漢南大橋(ハンナムデギョ)~江南(カンナム)~松坡(ソンパ)の2つの路線です。7月から運行する残りの6つの路線は、深夜時間の流動人口が多い東大門(トンデムン)と南大門(ナムデムン)、それから鐘路、蚕室(チャムシル)、永登浦(ヨンドゥンポ)などの地域を経由する路線を編成する予定です。
1つの路線に5、6台のバスを投入して30分おきに運行します。料金は一般の市内バスと同じ1,050ウォンです。深夜バスには路線番号の前に「N(アルファベット大文字)」を表記して区別する予定です。ソウルバスの財政赤字が続いている状況ですが、市民の不便を解消することが最優先だと考え、実施することに決めました。ソウル市民の皆さんに満足していただければ幸いです。
ソウルを運行する市内バスの写真