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希望日記

  • [朴元淳の希望日記82] 市民の力をご紹介します。

  • 希望日記 SMG 1,595
        外国の多くの都市では、市長が警察局長の任命権を持っています。言い換えれば、地域の治安も市政の重要な業務のひとつであるということです。しかし韓国の場合、警察は中央政府の管轄になっています。ソウル市には同じような警察権はありません。しかし、市民の安全のために常に最善を尽くしています。その事例を一つご紹介しましょう。

        ソウル市は市民監視団を設置しました。そして去年は、その監視団の大活躍で、インターネット売春サイトや関連の掲示物など計1,408件を閉鎖したり、削除しました。また、ソウル市を住所地としている売春広告、売春仲介業者、淫乱物などの違法であることが明らかなサイトの運営者9人に対して告発状を作成し、ソウル地方警察庁に提出しました。

        このような成果が得られたのは、主婦や大学生などで構成された555人の市民監視団「e-女性の希望を守る会」が、去年の5月から12月までの8ヶ月間、インターネット上の淫乱物や売春仲介業者及び広告などの違法行為を調査して申告するという努力を重ねた結果です。

        公式的な警察権はありませんが、インターネット上での治安活動を地道に行ってきました。

        市民の力で、市民が協力してインターネット上での市民の安全を守ったのです。今年は「市民監視団」および「e-女性の希望を守る会」などを追加して募集し、大幅に拡大して監視活動を強化する予定です。ソウル市は今後も市民と共に、女性や青少年が安心して利用できるインターネット環境をつくるために最善を尽くして努力します。

         「e-女性の希望を守る会」発足式の様子

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