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希望日記

  • [朴元淳の希望日記79] ソウル市へ匿名の寄付者が米1,000袋を寄付、心温まる感動

  • 希望日記 SMG 1,880

         ソウル市へ匿名の寄付者が米1,000袋を寄付、ソウル広域フードバンクに米を配達している様子

         私たちが生きているこの世の中は、時には本当に辛く苦しいこともありますが、時には楽しく幸せなこともあります。だからこそ生きていく勇気が湧いてくるのだと思います。

         それは、ここに紹介する天使のような方々が、私たちの心を温かく癒してくれるからです。

         今年の1月16日水曜日午後3時頃、120茶山(ダサン)コールセンターに全羅北道(チョンラブクト)益山市(イクサンシ)黄登(ファンドゥン)農協の関係者の方から電話がありました。匿名の寄付者から「米1,000袋(1袋20kg)を寄付したいので、ソウルまで送る方法を教えてほしい」という問い合わせがあったというのです。

         寄付者の人的事項について質問すると、「匿名にしてくれと頼まれたので、教えることはできない」と答えたそうです。そして「寄付者が農協口座に4,500万ウォンを振り込みました。現在は精米中で、終わったらすぐにソウルに送る予定ですから、送り先を教えてください」と相談してきたとのことです。

         そして翌日の17日木曜日午後3時、ソウル市が運営している「広域フードバンク(道峰区倉洞所在)に米1,000袋の米が送られてきました。職員たちは、匿名の寄付者が配逹先に現れるのではないかと考え、待っていたそうですが、結局寄付者には会えなかったそうです。

         その米は、寄付者の意に沿って、旧正月の前までに、冬の寒さに耐えながら苦労している低所得層の方々に配布します。暮らしがいくら大変でも、生きようという勇気が持てるのは、このような心温かい人々が私たちの周りに多いことを知っているからです。

         ソウル市は2011年から『希望オンドル事業・暖かい冬』を通じて、福祉の死角地帯にいる隣人を探し出し、隣人愛を伝達する事業を推進しています。

         事業にかかる経費のほとんどはソウル市の予算を使用していますが、このように企業や個人、団体が寄付した品物や寄付金も大きく役立っています。その天使のような方々は、私たちみんなを幸せにしてくれます。本当にありがたいですね。

         [支援が必要な隣人に関する情報提供、または支援したいという方は、120茶山(ダサン)コールセンター(☎120)、または『希望オンドル』ホームページ、最寄りの自治区、住民自治センターにお申し込みください。] (http://ondol.welfare.seoul.kr/、ソウル市希望福祉支援課 2133-7390)

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